【結婚】いったい結婚とは、何のゴールなのか

バレンタイン明けの朝、ふと思った。

「ああ、結婚してよかった」

なんで、今日そう思ったのだろう…とゆっくり考えていたらゆっくりと答えが浮かび上がってきた。

目次

結婚は、旅に出ることを決める決断

よく最近結婚を船出と例えて人に話しています。

結婚したことで、

「結婚するのしないの?」

とか、

「一緒にいるの?いないの?」

とか、

「好きなの?好きじゃないの?」

とか、

「こどもとかできたらどーすんの?」

とか、そういうことを考えなくてよくなりました。

家族って、いちいちそういうの確認しないでいいじゃないですか。

超楽。

それが幸せやな~と思ったものの正体だと気づきました。

私は今まで結構バレンタインに張りつめた思いを持って生きてきたみたいです。

結婚は大変、でも楽しいのはなぜ?

旅先が決まって、計画立てるのは楽しいじゃないですか。

予算が少なくても、遠くても、乗り換えがいっぱいあっても、予約サイトが英語しか書いてなくても…

とにかく行き先が決まってしまえばワクワクする。

トラブルもあるもんやし。

行き先が決まってしまえば、決めることは難しくない。

独身時代、29歳まで、「決まってない」というもどかしい状態は、

「あいまいで楽しい、なんでも選べる」

から徐々に、

「なにも選択できない、選んでもらえないんじゃないか」

という恐怖に変わっていました。

仕事が上手くいって楽しくても、休みに海外ぶっとんでも、その日、その時は楽しめるけど、じゃあこれからは?というのがずっと不透明。

酒が弱くなり、体重が簡単に戻らなくなり、すっぴんが本当に疲れた顔をしている20代後半曲がり角の時期、辛かった。

目の前は常に楽しんでいたけど、もやっとした不安を抱えていた。

「自由」というおもちゃに飽きて、「制約」を欲するようになっていました。

結婚とは、何のゴールか

わたしにとって、結婚は「自由」からのゴールでした。

大好きだった「自由」。

そのおもちゃの実は飽きていた自分。

きらきらはしていなかったけど、「自由が好きな自分」が変わって、身の丈に合わなくなったのに、それに縛られつつ虚勢を張っていたと思う。

今、

「どうしたら自分が幸せか」

なんて考える隙もないくらい毎日ばたばた忙しいけど、飽きるほど「自由」を楽しんだからか、楽しく過ごせています。

決まった時間、決まった予算、決まったメンツで日々どうやっていくか。

「大人って、自由なのに、なんで決まったモノしか持たずに生きていくんだろう、おもしろくない…」

そう思ってましたが、

30になって気づいたのは、ルールの中でどうやるかっていうこと。
ボールを与えられただけじゃすぐにあきるけど、野球というルールが決まった中でそれを楽しむとなかなか面白い。

なーんだ、全然わかってなかったなーとおもいます。

寂しいとか、一人暇どうしようとか考える余裕は贅沢やったなー笑

散々享受してきたので戻りたいとは思いませんが。
よく結婚はゴールじゃない、スタートだといいます。
わたしもそう思う。
それと同時に、個人でうだうだ考える迷路のゴールが、わたしには結婚でした。

自由や時間が減っても絵も知れない不安から解放されたことはとても大きいです。

散々自由気取ってましたが、わたしも所詮、一人で生きることのできる強い人ではなかったな。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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【さかもとみき】

高知出身の1986年生まれ(五黄の虎)

18歳で脱藩。京都、金沢、富山高岡からの能登半島住。

転勤族で、北陸か高知に大体おります。一児の母。

元肉食系広告代理店勤務。旅館ではオールサポートという何でも屋。

プロフィール

マーケティングやお店のPRに関してのアドバイスが得意。

…なんですが恋愛相談ばかりされるので、恋愛相談室はじめました。

→【さかもとみき相談部屋(BASE)

「恋したいけど自信がない」「元カレが忘れられない」「結婚したいけど…」

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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