Netflixに沼って気になりみてみたドラマのひとつです。
面白かったー。
少し前にムロツヨシがやばい役の映画を見た後だったから、いろんな役がやれる役者さんだなぁと再認識できるいいドラマでした。
最後まで願ってしまうのは少女の無事
<あらすじ>
ある豪雨の日、向日葵の咲く田んぼ道で小学5年生の少女、石岡葵(大島美優)が傘1本だけを残し、突然姿を消した。埼玉県警捜査一課の警部補、奈良健市(ムロツヨシ)は失踪の一報を受け現場へ急行。そこには捜索活動に参加する葵の父、征則(佐藤隆太)の姿があった。妻の秋奈(遊井亮子)と離婚調停中で葵たちとは別居していたが、知らせを受けて飛んできたのだという。葵の失踪は誘拐か、事故か、あるいは両親の不仲を理由にした家出か……。
葵の捜索が難航する中、征則ら家族の悲痛な気持ちに向き合う奈良も、妹の真由子(平岩紙)のことで苦悩を抱えていた。真由子は過去に暴漢に襲われて以来心を閉ざし、奈良はその事件を機に刑事を志したのだった。妹を守れなかった後悔を胸に、何としても葵を捜し出したい奈良と、娘の無事を一途に願い続ける家族。情報が錯綜し、家族が焦燥に駆られる中、奈良は執念の捜査で真相に迫る。
感想:★★★★
子を持つ親として感情移入せずにはいられないわ。
1年たっても諦めずに探し続けるお父さんを見て、自分はそうできるかなって考えてしまった。
小さな可能性でもあれば藁にもすがりたい気持ちになっていくだろうなと、感情移入して一気見してしまった。
後悔を、取り戻せるか。一縷の望みを信じられるか。
私はそれができる親であれるか。
すごく考えさせられた。
諦めない人の気持ちが救いになる。
そして女児が生きてるだけで危険なのもすごく感じさせられた。
大事な子どもでも、人によってはおもちゃに見える人もいるんだなぁ。
後悔をしたくないし、できることをしていかないとなぁ。
本当に昔と物語の見え方が変わるようになった。
キャストは一昔前ならムロツヨシと佐藤隆太が逆になりそうなのに、そうじゃないのもちょっと新鮮だったかも。
原作は小説「雨に消えた向日葵 (著) 吉川 英梨 」
最後まで見てしまったからあれだけど、ちょっと時間がたったら小説でも読んでみようかな。
文章だともっと雰囲気も違って見えるかも。
とにかくドラマはすごく見ごたえあってよかったです。
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