ダンスダンスダンス―ル29巻(ジョージ朝倉)感想&レビュー

思春期にドはまりした作家が、まだスゴイ熱量で作品を書いてくれているのは本当に嬉しい。

というわけで、久しぶりに集めているダンスダンスダンス―ルの新刊29巻がでたので紹介します。

<あらすじ>

流鶯の暴威が舞台を喰らう!!
コンテンポラリークラスに続き、

クラシック・ランスルーをも沸かす潤平。
だが、出場者の怪我を目撃してしまい・・・

極度の緊張に襲われ、
審査員の前で未曾有の大失態をーー!?

そんな潤平を気遣う流鶯だが、
「ある言葉」をきっかけに豹変。
家族への憎悪が煮え滾るまま、
振付家・バシュラールによる直接指導へ臨む。

ただならぬ精神状態で披露する、
最高難度の課題曲『BOURBIER』の評価はーー!?

感想:★★★★

相変わらず、まったくバレエのことがわからなくても伝わってくる熱量、殺気、美しさの余韻、全部すごい。

そして、じゅんぺーののってるときと、落ちてるときの落差、メンヘラ具合になぜかすごく共感してしまう。

美しく繊細な世界でもありながら、ところどころ笑わせてくれるのも、ジョージ朝倉の手腕だなぁと毎回感じる。

世界の第一線で活躍する人たちのピリピリが来て心地いいのと、へーこんな世界があって、ここでこういうものが入る理由は、こんなわけね、なんて見えるのも贅沢。

ブランコとじゅんぺーとバシュラールの交差するシーンなんてもう最高にむふむふしてしまった。

いつも腑抜けた脳に刺激をいれてくれる作品でいてくれて感謝。

ダンスダンスダンス―ル30巻が待ち遠しいです!!!!

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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