ウツパン(著)有賀は「死にたい」の正体、自殺企図や希死念慮に近づいた良作

「死にたい」そう思ったこともあるし、そういう子も周りに結構いたので気になった一冊。

一回目読んだときはそのリアルさにわー。って思ったけど2回目読んだら理解も深まって、いい一冊だなと感じた珍しい本。

こういう本て、メンヘラ色濃くてしんどいか、ぶっ壊れて狂人さがむしろきもちいいっていうのが多かったけど、これは

「死にたい」と思う人にも、死にたいって気持ちがわからない人にもすすめられるなぁって思った。

目次

死にたいから「生きたい」は超ムズイ。

<あらすじ>
ある日、目が覚めると28時間が経っていた。ふとんから起き上がれなくなったウツパンは、やがて「死にたい」気持ちに振り回されるようになる…。生きていく苦しさから逃れたくて、「死」を選んだウツパンが見つけた生きる道とは――⁉ 死への葛藤をリアルに描いたコミックエッセイ。単行本全1巻好評発売中‼︎

感想:★★★★★

じわじわ効いてくる。

私も営業5年して、好きなものが解らなくなってウツの手前だなっておもったこともあるし、オーバードーズはしてないけど、飲酒で胃をいためつけてきたから共感できることが結構ある。

でも、思春期って、なかなか暴走するだけでどうなるか、これは私だけだとかそういう視点に陥りがちだなーと呼んでて思った。

有賀さんは知らない人だけど読んでると「生きててよかった」って作中なんども思ってしまった。

子どもにはいつも「生きてるだけで100点だよ」って言ってるけど、こんなに伝えても思春期にはきっと忘れていっぱい悩むだろうなとも思った。

今、子どもには私はどう見えているんだろうとか、どうかかわるのが正解だろうとか、いろんな角度から「死」と「生きる」ことの難しさを考える機会をくれたいい漫画だなと思った。

あとがきを読んで、鳥の友人の話を書いてたけど、私も大学生の頃、鳥の友人だったことがあるなと思いだした。

友人がオーバードーズして、新幹線に乗って、京都から広島まで飛んで行った。

本人は病院だったし、初対面の向こうの両親と、お姉さんと、不思議な関係になった。

あの時、新幹線代を持っててよかったなと思う。

友人が、生きててくれてよかったなと思う。

今は疎遠だけど、どこかで結婚して、幸せなことをきいた。

今日も生きていてくれたら嬉しいし、本当に死ななくてよかったと思う。

そして、実際に死んでしまった友人のことも、書いてて思い出した。

全部は請け負えなくても、ちょっと話せるとか、ちょっとその時間を乗り切るとか、そういうことができたらなぁ。

色々考えさせられるし、時々読み返したくなると思う。

思春期の子どもたちもいつか私の本棚からこの本を手に取るかもしれない。

有賀さんのxもフォローしてみて

新作もぜひ読みたいので、xもチェックすることにしました。

新しい作品も楽しみです!

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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