スーパースターを唄って。 薄場 圭 (著)の感想※ネタバレあり

日本語ラップが大好きな漫画ジャンキーさかもとです。

絵的にもスルーしそうでしたが、ヘッズであれば気づく、帯の音楽ライター・渡辺志保氏推薦コメント。

同時に、なんでラッパーからの推薦文がないのかな~出し惜しみなのかな~と気になり手にとりました。

目次

令和でもヒップホップのリアルはこのルートなのか

<あらすじ>

豪華著名人絶賛。貧困と友情の人間叙情詩。

主人公・大路雪人。17歳、売人。
「やらんかなぁ俺は、ラップ。」
「歌いたいことなんか、ないもん。・・・・・・伝えたいことも・・・」
幼い頃に、覚醒剤中毒の母親と最愛の姉を亡くし、
天涯孤独となった彼だが、唯一信じてくれる親友がいて・・・・・・
職場の上司に殴られ、流血しながら売人を続けてゆく中で、
彼の心に宿るものとは?

千原ジュニア氏、真造圭伍氏、藤井健太郎氏、渡辺志保氏、
の錚々たるメンバーが大絶賛の超話題作!!!!

音楽に救いを求める人々を描く、極限の人間ドラマ。

感想:★

んー。もし20年くらい前だったら響いたかも、時代的にも。ヒップホップはアングラ、悪い。

そういう色の時代だったから。というか根本そこはかわってないかもしれないけど、

肌観的に最近はカジュアルなジャンルにもなったと思うんだよなぁ。

いい意味でも。だから設定から胃もたれしてしまった感がある。

実際、この手の底辺どん底話って実際いるラッパーのインタビューとか、噂話で結構あるので個人的には目新しさもないからまた、まだこの路線か~というのが感想。

絵も、絶望感も、熱量もあるからこれから日本のヒップホップを掘っていく人ならわくわくしながら読めるのかも。

あと、フィメールラッパーの存在感はあったし、音楽のちからを書くパワーは感じたので、これを機にラッパーが生まれてくれればいいなという期待は少ししてしまう作品でした。

熱量はあるし、大阪という土地柄リアルラッパーもでてきたり、帯を韻踏みがかいてくれたりしたら2巻以降もよんでしまうかもなーーーーー!

そんなことも期待しちゃいます。

でも、実際自分も酷評してしまって、ラップを漫画に落とし込むって難しいのかもなと思いました。

ファンの熱量が濃いから、批判的になってしまいそう。

でも、悪くなくてもいろんなカラーがあるからキャラはたってるから漫画にもなってほしい人はいっぱいいるんだけどな。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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