美人とブスの経済格差は3600万円!でも実は男の方が…

義父に薦められてこれ読んでます。

超おもしろい。

こどもができたばっかりやけど、期待しすぎず育てようと思いました笑

目次

ブスと美人の経済格差が3,000万円以上ってマジ?

<あらすじ>
この社会にはきれいごとがあふれている。人間は誰しも平等で、努力すれば必ず報われ、〝見た目″はそれほど大した問題ではない――だが、それらは絵空事である。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外ではなく、美人とブスの「美貌格差」は生涯で約3600万円もある。また、子育ての苦労や英才教育の多くは徒労に終わる……。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が次々と明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、遺伝、見た目、教育、性に関する、口には出せない「不愉快な現実」を今こそ直視せよ!

感想:★★★★

多分、読んでくれゆう人らあって、

「あーわかる」

っていう人なんじゃないかな。
私も、「あー、わかる」って思ったもん。

それをどう計算したかは知りたいよね。

美貌を5段階で評価し、平均を3点とした場合、平均より上(4点または5点)と評価された女性は平凡な容姿の女性より8%収入が多かった。それに対して平均より下(2点または1点)と評価された女性は4%収入が少なかった。容姿による収入格差は確かに存在するのだ―知っていたと思うけど。
経済学ではこれを、美人は8%のプレミアムを享受し、不美人は4%のペナルティを支払っていると考える。ペナルティというのは罰金のことで、たんに美しく生まれなかったというだけで制裁されるのだからこれは差別そのものだ。

中略

20代女性の平均年収を300万円とすると、美人は毎年24万円のプレミアムを受け取り、不美人は12万円のペナルティを支払う。

中略

一生で考えるとかなり印象が変わってくる。大卒サラリーマンの生涯賃金は(退職金も含め)約3億円とされているから美人は生涯に2,400万円得し、不美人は1,200万円も損して美貌格差の総額は3,600万円にもなるのだ。

出典:橘玲 言ってはいけない(新潮社) P137 138

なるほど~この前私が調べたサラリーマンの生涯賃金は2.5億で、多分下がることのほうが多いと思うと、その場合は3,000万くらいかな。

でも3,000万でも、差額は多いよね。
地方なら家戸建て1軒変える位違うぜ。

実際すごくこれが解るのは大学とかで、同じくらいバカ学校におっても、美人はキャバとかで稼いで、普通は居酒屋、ブスは…どこにおるのかわからんけど明らかに賃金格差はある。

だからどっかで「美人は得」は当たり前やん!と思う。

美人は得、だから美人はもっと努力する

美人って、美意識が高い。

維持するためには美人でも努力が必要。

私には美人な友達が多いですが、結婚してこどもできて格差が更に広がったよね。

新米ママ友も美人が多くて「最近女捨ててる」とか「顔がヤバい」とかいうんで顔の画像送りあいしたらまじで私だけ単独事故だったよね!笑

ギャルい友達にガチでシミとかいろいろ心配されてたよ…笑

大体平凡な容姿の子やブスな子はひねくれたり言い訳してあんまり努力せんから(今の私だよ♪)差は広がっていくよね。

こういうの見ると、韓国の整形文化ってバカらしいなと思いよったけど「損したくない」一心で一発逆転を狙うというまあ、わかりやすい行動の結果なのかもと納得しました。

共感はできんけど。

美人は本当に得か

私は周りに美女が多いんやけど、得する部分はあるろうけど、大変なところも多そうと思うてみゆう。

だって、投資される分、男性にリターンも求められるわけで。

野心強い子とかたくましい子はいいけど、本当にそれが煩わしそうな子とかもおる。

私とかはナンパされても「モノ好きもおるもんやな」って嬉しいけど、美人は気配でくると思ったら逃げる体制にはいっちゅう子が多い。

得するのを利用できるしたたかな女性はキャバとかで働けるけど、野生の天然美人で普通の子は生きるのが大変そう。

あと、美人の方が失恋したら悲惨。

ブスは、「まあ、そうだよね」「これだもんね、努力しよ」って思えるけど、美人はある程度自信がありつつ周りも「こんな美人やのに」っていうので怒りの持って行き場がない。

性格も結構いいので、合う合わんの問題がほとんどになるんやけど、「きれいなのに」がついてまわるからちょっと大変そう。

その点ブスは「失恋したんだ~」って開き直れるからブスに生まれてよかったと思う。

あ、でも美人はアピールせんでも「チャンス」とばかりに新しい男がすぐくるきやっぱ美人の方が得!

ハンサムとブ男の経済格差が屈辱的過ぎて泣ける

女性は美人、ブス、そらそうやしゃあないって話で笑えるけど、笑えんのは実は男の方。

美形の男性は、並の容姿の男性より4%収入が多い。女性の場合、美貌プレミアムは8%だからその半分で、男性はイケメンでも経済効果はそれほど期待できない。これは常識の範囲内だろう。
 驚くのは容姿の劣る男性の場合で、平均的な男性に比べてなんと13%も収入が少ないのだ。女性の場合は4%だから、醜さへのペナルティは3倍以上にもなる。

中略

成人男性の8割以上が仕事に就くのに対し、アメリカでも就業する女性は7割程度だ。これは専業主婦になる女性がいるからで、経済学的な観点からは彼女たちが労働市場を忌避するのは期待できる賃金が少ないからに違いない。美貌による賃金格差がある以上、働かない選択をした女性の不美人度は高い(美人の方が働く意欲が強い)はずで、母集団から容姿の劣る女性が抜けたことで男性との差が生じたのだ。

出典:橘玲 言ってはいけない(新潮社) P140 141

ハンサムな男性と容姿の劣る男性の格差はひどい。

ハンサムは女性ととりあえず同じ条件で計算してみても年間12万のプレミアムをうけとり(おなじ美形なら女の方が得)、容姿の劣る男性は39万円もペナルティを払うことになる。

その差、一年で51万円

生涯でいうと5,100万円の差。

ブスな女性は私じゃ市場的に稼げんって先にめどついて専業主婦に逃げて、社会に残った女性の割合的にブスは退場してるのでペナルティ払う人の割合が減るけど、ブス男性は市場から退場もできんき大変っていう感じですね。

極端な話したけど、容姿3の普通の人も結構おるきね。

男性は危険人物と見なされると大損する

本書を読み進めていくと男性は「ヤバそう」な顔とかオーラがあるともうアウトになることもあるらしい。

女性より男性の方が犯罪数が多いので、雇う方も「ヤバそう」な人相の人は避ける。
だからいつまでたってもなかなか上にあがれん層が一定数おる。
これは、損。

童顔すら対人の仕事においては不利に働くことがあるし。

これは差別やけど、人の顔的に「殺す顔」と「殺される顔」の特徴(人類の歴史上の傾向、テストステロンが関係している)があって、人は無意識にその「殺す顔」の方を避けたり、罰をあたえがちになるらしい。

もちろんその顔の特徴の人も人を殺さんほうが多いがやけど、人の潜在意識の中で起こる差別が経済格差を作るっていうのは面白いけど怖いし、なんか人間って動物やなって思う。

おまけ:男が惹かれる女性の特徴

ブ男とハンサムの差は潜在的な危険排除意識が働く部分があったけど、セクシーで若い女性に男性が惹かれる理由も人間のプログラム的な要素が強いっていうのはすごく納得やった。

あらゆる社会に共通する美の基準は顔の対称性と肌のなめらかさで、女性の体型で重要なのがウエストのくびれだ。これを進化理論的に説明すると、顔の対称性が崩れていたり、肌に湿疹や炎症ができているのは感染症の特徴で、ウエストのふくらんだ女性は妊娠の可能性がある。いずれも子孫を残すのに障害となるから、進化の過程のなかで健康な異性や妊娠していない女性を選好するプログラムが脳に組み込まれたのだ。
出典:橘玲 言ってはいけない(新潮社) P136

さかもと
息子と写真撮った
旦那さん
おお、かわいい
…肌が…違う…
さかもと
うわああああああ

ちなみにチンパンジーは処女よりも出産を経験したメスの方を重宝するらしい。

「こいつは産めるメスや!」って確証の方が大事なんやって。

「運命!」とか「一生に一度の恋!」とかいうけど、ときめきも、惹かれる要素も、根底には「子孫を残すための工夫」があると思うとなんかぶっさめですね!笑

うーん、人間も動物なので仕方ない。

美醜で経済格差はあるけれど

結局、ブスでもお金持ちに生まれたらそこそこコンプレックス以外は悩まんでいい生活を送れるし、逆に美人でも貧乏やったりしたら、パーンと3000万円もらえるわけじゃないので一発逆転はあれど不幸せやったりするわけですよね。

ブスもブ男も、美人もハンサムも、持った素質としては使いようによっちゃ得するけど、運わるければ運悪いし、出会いがなければ残念になったりするし、生きていくうえで逆転や転落なんてどっちも可能性がある。

指標として比べると見えてくるものはあるけど、それを余裕で覆すポテンシャルのブスもおるし、金儲けが上手いブ男はメンヘラハンサムよりもモテるし。

自分の得意と、自分がどうしたら満たされるかを知っていれば、3000万円の差なんてあってないようなもん。

もしブスやブ男が美醜の経済格差を言い訳に使ってそこで停滞するならその差額はもっと開くだけ。

やっぱり、お金は指標で見えやすくはなるけど、全てではないね。

人間のもっちゅうもんとか買える力とか出会いとかと並べたら「すべて」に使えるけど、「すべて」になりうるものじゃない。

お金のことを毎日書いてたらそんな風に思えてきました。

週末はアイスブレイク。

お金の話はまた来週~よろしくお願いします。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • そこだけ取り上げてもねえとしか、
    体力とかだってあるほうがいいですし、容姿だって美人イケメンのほうがいいにこしたことはないですけど
    そこだけ取り上げてだから美人のほうが幸せだってのは強引すぎますよねえ

    • うーんと、タイトルだけ見て読んでないのにコメントくれた感じですよね?

      個人としては、

      「自分の得意と、自分がどうしたら満たされるかを知っていれば、3000万円の差なんてあってないようなもん」

      と書いてますので、美人金持ち至上主義の記事ではないんですけど…。

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