キラキラ女子を辞めるのは、遅くとも27歳あたりだとおもう。

どうも、あと2カ月もたたぬうちに三十路ステージに昇進します、坂本です。
20代後半を生き抜いてきて思うことは…キラキラがしらけてくる瞬間があるなということ。

27歳くらいからキラキラに違和感を感じるようになりました。

目次

肌が、疲れてきている。


ふと、仕事に疲れた休日の自分の顔を見て思いました。

顔、疲れすぎ…

当時つけまもつけてネイルして、それで仕事中はスイッチ入ってましたが、休日の自分との差を感じて、

「なんのために化粧しゆうがやろう」

と思ってきました。

そうは思っても営業職。

疲れを隠すためにまた化粧が濃くなります。

楽しかった化粧が、疲れ隠し化粧に変わりました。

ネイル、海外、クラブ、男のループにも疲れてきた。

社会人になって5年程。

お金も時間も自由。

当時は年間休日が124日あったので、
休みには飲むか旅行(主に海外)&事故や車の維持費で貯金らしい貯金はありませんでした。

20歳から7年、海外は10か国程いってて、
メジャーな所に行くのはもうつまらないので、
全部自分手配のマニアックな場所を目指す旅にしてました。

かといってお金もそこまで溜められないので、アジア圏が主。

回る季節の中、楽しみがパターン化していき、それ何に楽しいけど、
目新しさもなくなんとなく、娯楽にすら疲れてきました。

「あれ?26とか、お母さんは結婚して私産んじょったよな…まあ、いっか…」

短期で過ぎ去っていく男たちを見送り、
「結婚」の二文字が頭をよぎる頃

もう仕事がメインになって来た頃なので、
恋愛するのも「めんどくさい」の文字が頭の隅に現れるようになってきました。

合コンではときめくことがほとんどないので、職業ベースに男性を見るようになっていきました。

仕事、このままでいいのか。

好きな雑誌の仕事がしたいと出版社に入りましたが希望の編集ではなく、営業職に。

異動を願って5年。

指示どうりに動かない自由なプレイヤーとして、

色々な部署に回していただき、刺激的で楽しかったです。

正直、営業と言ってもキャッチコピーを考えたり、自分の写真が載るので、

フリー原稿をもらえれば自分で自由に作れるので(もちろんクライアントの意向に沿いながら)

やりたかったベクトルには変わりがありませんでした。

紙媒体のことを学べたのは大きかったし、社会人としての基礎をつくらせてもらったのですごく感謝しているし、やってよかったと思っています。

でも、

「好きな仕事をやっている」

と何度言い聞かせてもエンジンがかからないところまでいってしまったので仕事を辞めました。

自分の人生どうなるの…

とキラキラなんてしてられない境地に入っていきました。

世間のキラキラしたイメージに沿いながら満足できるのが、私は27歳だった

というわけで、キラキラよりギラギラしていた20代の時期をかけぬけ、

気付いたら仕事もない、貯金もない、ただの疲れた顔の私が残りました。

お金がないと海外にもいけない。

お金がないとネイルも続けられない、下手し、美容室にも行けない。
(髪を伸ばしだす)

「気持ち」だけでは仕事をやっていけない。

色々壁にぶち当たりました。

「こうしたら自分が満足、楽しい、ハッピー!!いえぃ!」

みたいなものが全部サイズが小さくなったのか大きくなったのかハマらなくなりました。

「自分はどうしたら満足するのか」

残ったのは彼氏と実家だけ。
(現旦那がいなかったら高知に帰って農家で狩人になっていたと思います)

世間から見た、「輝いてる○○」みたいな価値観なんて自分に意味がないと気付いた

そんなワケで、27歳からはとことん自分を見直す時期に入りました。

仕事を言い訳にして後回しにしていたやりたいことに挑戦してみたり、

逆に苦手だったことをやってみました。(早朝ラジオ体操とか)

キラキラ女子は若い女性の特権です。

周りは関係ない。頑張ってる、輝いている自分スゴイ。

そういう時期、ありました。

そう、女子高生時代。

なんか無敵感ありましたよね、それといっしょだと思うんです。

キラキラ女子は、JKと同じようなブランドだと思うのでキラキラ女子を愉しめる間は楽しんだ方がいいと思います。

だってそれで満たされるので。

他人がくれる「いいね!」「かわいいね!」「輝いてるね!」「素敵!」で満たされるんです。

でもそれは他人の言う無責任な賞賛にしかすぎません。

27歳以降にがんばってたらどうなるの?

美容関係とかアパレルの人や、芸能人はキラキラするのが仕事なのでこれからもキラキラして行ったらいいと思います。
それが仕事やし。

それ以外の27歳女は…「いい女」になればいいと思います。

超シンプル。

「艶のある女」とか「しなやかな女」とか、「自立した女」とか「家庭にいて欲しい女」とかキラキラしなくても、いくらでも極め方はありますよね。

「キラキラ女子」という、「キラキラ」も「女子」も、今私の年代になると

男性陣がつっこみたそうな目で見てくるカテゴリに固執しないでいいと思います。

そんな私は、今、日々を生きるので精一杯です。

せっかく和倉におるので、キラキラどころか、温泉で「ううはぁ~!!!!」と唸るのが幸せです。

全部楽しいは無理なので、他人の評価ではなく、自分の「好き」「楽しい」が積み重なるように、

更には旦那と笑えるだけでいいかなーと思っています。

クラブツーリズム テーマ旅行

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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