童話の人魚姫は好きな話でしたが、
人魚の肉は不老不死という切り口からは全く真逆の欲と絶望の話になります。
死は救いでもある?死ねない苦痛を考える人魚の物語
<あらすじ>
不老不死の妙薬、人魚の肉をめぐる壮大な連作集第2弾! 1作100頁に及ぶ作者入魂の長編読み切りをカラー頁まで完全収録!
感想:★★★★
高橋留美子の人魚シリーズって3冊あるんですね…
あと一冊読みたい…
人魚の肉を食べると、不老不死になるというけど、人魚自体も不老不死なのか…

また、人魚の肉を食べて不老不死になった人間は何のためにそうなるのか…

興味深く、ガンガンページを読み進めてしまいました。

人間が妊娠とかで男性を食い殺すこともなく、ほぼほぼ同じ寿命で死ねるしマシなのかも…
なんて考えてしまう。
愛した人がどんどん死んでいく人生なんて、辛すぎる。
後半は人魚塚をめぐっての話し。

復讐や怨念て人を喰います。
しんどい感情。

できるだけそういうものを背負わず生きたいなぁ…不老不死、年を取らないのは幸せなのか…考えてしまう話でした。

高橋留美子先生はこういうお話がうまいですよね。
人と人じゃない生き物(?)の話し。

人魚も妖怪やし。
ああ~息子、妖怪好きにならんかな…
そしたら妖怪本とかいっぱい買ってわたしも楽しめるのに。
文句なく面白いので、おすすめです。
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