年間400冊以上漫画を読んでいるさかもとです。
今回は、なんとなく読んでみたブランクスペース。
こういう3冊くらいでぎゅっと終わった話ってたまに面白いのがあるので、読んでみようと手に取りました。
自分ももっていた「かもしれない」世界がすごくよかった
<あらすじ>
ある雨の日、女子高生の狛江ショーコは、同級生の片桐スイが不思議な力を持っていることを知る。 ふたりの出逢いをきっかけに、やがて”空白”をめぐる物語が動き出す―――。 デビュー作『春と盆暗』が話題となった新鋭が描く、新たなる奇譚。
感想:★★★★★
久しぶりの★5つ。
最初、ちょっと乗らないかなと思いましたが、1巻の中盤あたりからはもう……。
すっごい面白かったです。個人的に今年出会った漫画の中でトップ10に余裕で入る面白さ。
と思ったら2022年このマンガがすごい!6位の作品なんですね。
この良さを分かる人がたくさんいて歓喜!!!!
良い小説に出会ったような読み心地の漫画でした。
最初は行き当たりばったり形かなと思ったら、まちの名前からもう仕込まれてて、話が大きくなるけど、問題なくすごくきれいに絡んでまとめられていて本当に最高でした。
本の中にイチコちゃんを認識するくだりとか、たまらなかった。
また、それが動き出すさまも胸がアツくなったな~。
私の妄想も、どこかで生きているかもと思えて、久しぶりにドキドキワクワク、この世界ってもしかしたら面白くて、救いがあるのかもとおもわせてくれる一冊でした。
熊倉献のデビュー作「春と盆暗」も買う!
個人的に河野別荘地さん以来のヒットなので、デビュー作も買ってみようと思います。
わくわく~
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