【Netflix】オオカミちゃんには騙されないを恋愛コラムニストが見た正直な感想

あいの里でNetflixの恋愛リアリティーショーにドはまりした私は、おすすめに上がってきた「オオカミちゃんには騙されない」2023年バージョンを見ました。

シリーズを最初から見ていて、最後に納得した部分などあったので、率直に感想を書きます。

目次

忖度と打算の入り混じる女心

最初からオオカミちゃんをリークする回に、コメンテーターたちも困惑していました。

他の女の子たちもじゅりちゃんに負けてないのに、

①彼女をどうしても主役にしなきゃいけない番組への圧力があるのか
②だます気なさ過ぎて番組として難しいから構成を途中から軌道修正したのか

どっちにしろ、中国と日本の政治を見ている気分になっていきました。

周りがめちゃくちゃ気を使ってとりあえず形になるように空気を読みすぎてる。

それは、回を重ねるごとに色濃く感じました。

感情だしすぎだから、ちょいちょい挟むじゅりちゃんのあの解説がないと「ただの性格の悪いわがまま女」という見え方を避けられない。

なんにしろ、あんまりフェアじゃないまとめ方で桜子ちゃんが泣くまで全く心に響かなかった。

ロビンは大人だから、あの茶番劇に最後までつきあってくれたんだろうなという考察で終わりました。

キスくらいしたら番組的にもまとまるだろうなという感じ。

一番興ざめしたのは、じゅりちゃんは「もうオオカミじゃないから」って、ロビンの撮ってくれた写真をネックレスと共においていくところ。

いやいやーーーーーあんた、オオカミしてなかったじゃん!あんだけすきすきゆうといて、きもちないんかーい。

ってロビンが不憫になりました。

大人組は消化試合だったんだろうな

推しの子を読んだ後というのもあり恋愛リアリティーショーにはビジネスカップルもあると頭の隅にありました。

が、両想いで終わったはずも、2組に恋愛報道的なものはなく「仲よし組」として落ち着いてる感があります。

ほのかちゃんも、みかこちゃんもあんなかわいくて自分があってモテてきてないわけじゃないから「今回なしだわ」と序盤に思ったんじゃないかな。

参加男性レベル以上は今までも、これからも手に入れられると思う。

でも、仕事人間だし、オオカミじゃなくても、自分の役割を全うすることができるぐらいには大人だったし、多分、男性陣も「いい人」たちではあったと思うから仲良くいい感じに見せることが出来た。

さすがだなーと、じゅりちゃんがいたことによって二人の魅力が映えました。

花火でオオカミ脱落があるという場面では、二人とも名残惜しそうに、でもここでルール上あがれたらラッキーって思ってたんじゃないかな。

あの涙は「よかったー」じゃなくて「深いりしちゃうかーまいったなー」に、最後まで見終わったら感じたな。

他の男性陣も、空気は読むから、それ以上は踏み込んでこない。

ぎゃびーちゃんとたいじゅ君ならカップルになってたかも、桜子がオオカミちゃんじゃなかったらもしかして、もあったかもとは思ってしまう。

それ含め、面白かった。

オオカミちゃんには騙されない

ルールは、やっぱりエンタメがエンタメであるためには大事なんだなと感じた作品。

さいごまで見てよかったし、若手クリエイターたちを知れるいい番組だったけど人選大事だなとも思った。

近年の風潮で、あまりたたけもしないというか、正直な感想すらいいにくいなか、盛り上げるのは大変だろうなー。

とはいえその中にも心の動きはあるし、裏の裏まで想像したり、コメンテーターと同じ目線であんな豪華できれいな恋愛模様をみれるのは他になさそうだなと思いました。

また気がむいたら他のシリーズもみてみまっす!

The following two tabs change content below.
1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

最新記事 by さかもとみき (全て見る)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次