「日本一バズる公務員」は地方を元気にしたい野望を持つ人全員に読んでほしい爆笑ゆるキャラ本

青い空、覆いかぶさりそうな近くにそびえたつ山々。それしかない。森林率84%の「なんもない田舎」、高知県。

私は高校までおったけど「高知は離婚率ナンバー1やと」「学力テストはいっつも沖縄とびり争い」とか当時は本当にいいニュースより悪いニュースが耳に入るばかりでした。

でも、私は地元が好きで「ここはこんなにいいところなのに、それを言える力が欲しいな」って思いながら高校から修行のつもりで高知を脱藩(現在雪国新潟、鮭と酒おいしいけど正直雪が辛い)。

著者の守時健さんは、そんな私の地元高知に「高知の人たちヤバい。完全に大学生のサークルみたいなノリだ……」と移住を決めてくれて、私の住んでた町の隣の須崎市で親友と同じ職場に就職して、2020年のふるさと納税寄付額を21億円にしたり、コロナ禍の起業初年度で10億円の売り上げを達成したクールなバケモノなんです(本当に尊敬する)。

ユーモラスな語り口の中に、地方創生の序章(起業なり仕事なり)を始めるための手引きが書いてある最高の一冊でした。

感想:★★★★★

地方で情報発信に悩んでいる人必見の、買ってよかった一冊です。

あと、普通に爆笑しながら読めます

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地方の「いいのに伝わりにくい」の突破口のヒント

今、私は新潟県の観光協会のブログを書かせていただいてます。

そういう「よそもん」だからこそ気づく視点が私の武器なのですが、それを再確認させてもらえました。

新潟といったら米とか酒ですが、枝豆の消費日本一で時期が来れば狂ったようにスーパーに並ぶのとか、亀田製菓のでかい工場がイオンの近くにあるとか、多分新潟の人は感じない感動ポイントを日々浴びて生きてます。

わかりやすいものは、こんな情報発信時代、大体届いてしまう。

でも、いいのに、なかなか伝わらんもんもある。

そこにどうスポットを当てていくか。

「ストーリーと見せ方」

ここを今の仕事でも再確認しようと思いました。

思えば私がブログを始めたきっかけも、仕事で地方の出版社を選んだもの、今フリーランスで企業ごとの魅力や伝えたいことの発信をしているのも、全部「いいものをいいって伝えたい」ことから始まってたなっていうのを思い出しました。

まっとうな愛をもってマーケティングしたらPDCAを回しまくれる

守時さんの成功は、しんじょうくんとか本人のキャラとかに目が行ってしまいがちですが(私も読むまでそう思ってました)圧倒的なPDCAの成果だというのがこの本を読んでわかりました。

面白い。大人になって、本気で取り組むことの楽しさがこの一冊には詰まっています。

個人的にワンピース並みに血沸き肉躍る内容です。だって、27件20万円のふるさと納税寄付額を翌年には5億円に最終的に21億円にしたストーリーですよ。

私も本気でやりたいことに熱をそそぎたいと思わせてもらいました(だから赤ちゃんが寝静まってこれを書いてる)。

あと、これを読んでいて私にあった「商品を売るいやらしさを避けたい」みたいな気持ちが吹っ飛びました。

自分が届けたい人をちゃんと設定して、どうしたらいいかを真剣に考えてマーケティングしたら、スタートとゴールが見える。あとはPDCAをちゃんとまわして、自分の信念のもと数字を取りに行く。

最近になって薄々感じてましたが、やらないできないは自分への言い訳だったなとも(子ども保育園に入れたら再読してガチります)。失敗に慣れているのもそろそろ強みになるはず。

地方で具体的な数字を出している人がいう「地方創生」の可能性

私の地元、佐川町は高校生当時、「佐川と須崎の男はやめちょき」と言われるくらい、結構ボロクソ言われるとこでした。

でも今は須崎には守時さんがおって、佐川も声優の小野大輔さんの「おいしゅうなりよ~」という声を聞かせて仕込んだ狂気の企画を通した日本酒を販売して瞬時に売り切れにさせるとか、面白い話を聞くようになり、離れていてもすごく嬉しくなります。

情報化社会になったからこそ、悪いことももちろん広がるけど、いいこともちゃんと伝わる。

だから「発信者」にできることも多くある。

伝えることに、意味はある。誰かに届いて、響いて、行動してくれて、その会社の人が笑顔になったり、喜んでくれたら、すごく嬉しい。

それをきいたら、地元の私も嬉しい。

そんな波紋の様に広がるいい仕事を自分も増やしていきたいなと思わせられました。

Twitterからファンになってやっと本が出てくれた

この本を読んでいると、私がTwitterで眺めていた実際のツイートが出てきます。

それを「ああ、こうやってこれはできちょったがか」と答え合わせしながら読める(知らんでもググればすぐ出る)のが面白かったです。

多分守時さんの戦略通り、

Twitterが流れてきて気になって、リツイート

見る回数増えるうちに応援しながらリツイート

ゆるキャラをきっかけにご本人のファンに

ご本人フォロー、ブログがイカレちょってコアファンに

本、予約購入

と、うっかり本を読んで、感想をできるだけ早く書きたくなりました。

9ヶ月の赤ちゃんを抱えながら、久々の衝動です。

普通にSNS戦略としても専門用語が少なく、使ったことがあるレベルでも、日常的に使ってて悩んでいる人にも読みやすいので、マジで買って読んでほしいです。

あと、普通に笑えるし、自分もやろうってモチベーションがあがるはず!

守時さんは、高知出身やないけど、高知におってこんなに須崎をあげてくれゆう。私も新潟にもっと光をあてていって、佐川にもんたらいつも通り司の一升瓶と古酒を買ってのむぞ!!!

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
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