美しい絵が見せるのは、「死神」と呼ばれた一家の成長&宿命の物語。
アメリカでランカスター刑務所という死刑を宣告された受刑者のいる刑務所に行ったことがあります、坂本です。
その時、死刑囚にひもであんだ十字架のネックレスをもらいました。
まだとってあります。
これを目にするたびに、「死刑」、人が人を裁き、命を消すことを考えますが、未だに答えが出ません。
今日はそんなことを久しぶりに考えるきっかけをくれた漫画をご紹介。
18世紀、「自由と平等」を望み、 現代社会の出発点となったフランス革命。 その闇に生きたもう一人の主人公シャルル-アンリ・サンソン。 彼は、パリで死刑執行人を務めるサンソン家四代目の当主。 その過酷な運命に気高く立ち向かった”純真”を描く、 歴史大河の開幕——!!
イノサンファン公式サイトより
サイトを見ると、アンリを栗原類が声優でアニメが展開していくページまでありました…
イメージ、ぴったり…
それはさておき、絵がガチすぎて距離を置いてましたが、いったん読み始めると止まれません。
これは中学生の頃とか読んでたらやばかったですね。
ドハマリしそう。中二病を2段階位加速させそうな漫画です。
死刑の種類や、歴史の人物のことにもあとがきで触れてくれているので、変な知識をインプットするには最適の書(漫画)です。
死刑や、公開処刑が、この富が数パーセントで他は貧困という世界を作るのにどういうバランスで必要だったか、どれだけ危ういバランスで出来ていたかが垣間見えます。
死刑や、公開処刑が、罰としてだけではなく、民衆の娯楽として成立していたことなどが垣間見えて、色々と考えてしまいます。
規律やルールが必要な一方、どう使うかは一部の権力者の手の内次第。
そういう変動するお金や富に左右されない、自分の幸せを確保できる選び方を私はしていきたいなぁ。
かといって、情報や、お金などときっぱり切り離して生きるのは難しいですけど…
罪について、ルールについて、社会問題についていろいろ考えている方と、中二病まっただ中の人、きれいな絵の漫画が好きな人におススメです!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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