保育園の面談で、息子の奇行を先生に聞きました。
まさか、自分の息子が
「他の子と違う」
なんて…
ちょっとの個性と、医者の判断と指導があったほうがいいかすごく悩んでいた時に、この漫画を買いました。
うちの子、へん?と思ったきっかけ
最初のきっかけは、3歳児検診。
待ち時間が長く、落ち着きがない息子に対して先生が
「心配なら、発達障害なんかの診察も受けてみて」
と言ったことからはじまりました。
その時は、ちょっと落ち着きないけど、それも個性だろと家族に話して終わり。
年少になり、連絡帳でのやりとりもなくなったのもあり、保育園の動向に関しては特に気にしていませんでした。
転勤に伴い、転園して、通い始めた保育園での面談で、
●集団行動が苦手
●人の名前を覚えない
●切り替えが下手
●水やつばを吐いてしまう
という状態をきき、特に、水やつばを吐くに関しては把握してなかったのでびっくり&ショックでした。
うちの子、へん?に学ぶ!子どもと自分との向き合い方
保育園からも、「心配だったら病院で」と言われ、今までなんとなくきいたことはあるけど、ちゃんと知ろうとしていなかった、
●発達障害
●知的障害
について調べ始めました。
その一環で、この漫画も買ったんです。
<あらすじ>
【発達障害・知的障害の子と前向きに生きる、シングルマザーの奮闘記】
「大人しくて育てやすい」と思っていた1歳の息子は発達障害だった!?
20代前半での結婚後、長女長男に恵まれた著者。
順調かと思えた矢先にまさかの離婚!
2児を抱えながら頭金なしで家を買うなど奮闘するも、
長男に発達障害があると発覚(のちに重度の知的障害と診断)。子どもたちを幸せにするため、
全力でもがき続けるシングルマザーの
葛藤と奮闘を描いた実体験エッセイ&マンガ!
発達障害チェックリストなどもあり、病気のことが分かりやすく、そして差別的でなく、当事者意識をもって書いてくれてるのですごく読みやすかったです。
チェックリストをしていくと、息子はアスペルガーの気があるなと思いました。
それでも、身近な人の死や、転園など、環境が変わった側面も大きいので、しばらくは先生と相談しながら様子をいくことに。
本書を読み進めると、行政の補助や助けを受けるのも大変だなということがわかるし、自分がすべきことも見えてきます。
私の様に「何となく知ってた気になってたけど向き合ってなかった」人におすすめです。
巻末には、気持ちカードや準備カードがついており、子どもとのコミュニケーションに悩む人の役にも立つはず。
息子との向き合い方を考え直した
著者がフリーランスライターということもあり、結構感情移入して読めた本書。
私は、仕事を優先するあまり子育てに関してみて見ぬふりをしてきた部分があるなと反省しました。
時間があれば仕事をしていたので、土日も旦那に任せて仕事をすることの方がかなり多かったです。
(そうじゃないと終わらないので…)
でも、これを読んで、土日は一緒に過ごすなど、息子の心を安心させてあげる、甘えられる環境を作っていきたいなと思えました。
いつも当たり前にあるから、つい後回しにしがちで、
「あそんで~」「遊ぼう~」
と言われてもいつもかわしているのを反省しています。
でもね、子どもと遊ぶの、難しい!笑
そばにいるだけでも違うかもしれないので、好きな雑誌片手に、遊んでいるのを近くで見ているスタイルをしていこうと思います。
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