【ローカルポエム】福井の温泉旅行から帰ってきて入る、石川県七尾の温泉は最高

私の職場は温泉街、和倉。
その七尾和倉から飛び出して、
違う街の温泉街に遊びにいってみた。
非日常。
普段と違う温泉の温度、
料理は北陸やきそんなにかわらんけど、
普段食べんもんも出てきて、
「楽しいねー」
と言いながらゆったり過ごした。
東尋坊で、
年配のご夫婦が、
私の働く旅館のポーチを下げて、観光しよった。
昨日、今日にでも泊まってくれちょったがかなと思うと嬉しくて、
写真を撮ってくれる人さがしよったき、声かけて、シャッターを押した。
「うちの旅館、気に入ってくれたかな」
「うちに泊まって、早めに出発してここまできたがかな」
とか宿のことは触れんかったけど、
旅館でしか会わないお客さんと観光地で会って、
こうやって楽しそうにしゆ旅の止まり木みたいな所が旅館ながやなと普段考えんことを考えた。
そして旅館では、
「そんなに早起きする?」
といつも思いよったけど、たまたま目が覚めたき朝5時半に朝風呂行ったり、
「これ忘れるとか、取りに来るのも恥ずかしいでね!」
って話題になるポーチの中にいれたままの忘れ物を実体験したりもした。
しかも、パンツ。
無言&無表情でUターンしてくれる旦那と旅館に戻りながら、
忘れものしたお客さんの気持ちが、よくわかった。
近場のつもりやったけど、行きたいとこ全部行ったら普通に疲れて、
七尾もんてきて、
よさこいで賑わう和倉を避けて初めて行く温泉施設に。
能登は温泉の選択肢がいっぱいで贅沢やなぁ…と思いながら湯船に浸かると、
やっぱり熱い。
熱いけど、入ったらしっくりくる。
岩の露天風呂から空を見上げると、
薄い三日月と、
染まり始めた夕焼けに飛行機雲が。
旅先も贅沢やったけど、
七尾のこの無防備な自然と温泉と施設の充実さってあらためてありえんばぁ贅沢やなと、
あったまりながら実感する。
温泉旅行の疲れを630円の温泉でとれる今の住処、
七尾市。
やっぱ最高やな、ここ。

【福井で泊まったおススメ旅館】

開放感と気品ある玄関の奥は迷路のような館内でそのギャップにやられてしまう。

お庭の緑が美しく、いつまでも窓辺でゆっくりくつろいでいたいステキな旅館でした。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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