しつけが「愛ある教育」で育った私達の子育てでの葛藤と対応

毎日旦那に懺悔している。

「今日も息子に怒ってしまった。いっぱい泣いたわ」

怒って疲れて、泣かれて疲れて、反省して疲れて。

自分の心もすり減るけど、怒られて、泣いて、いみわからないまま「ゴメンナサイ」を言い続ける息子も相当ストレスだろう。

育児本を見ても、Eテレをつけても、

「何があっても虐待はダメ」

という言葉が目に入る。

目次

どこからどこまでが虐待か

怒ったり、怒鳴ったり、たたいたり、虐待の定義はどこからか。

国はこれが虐待だと定義づけている。

[aside]児童虐待は以下のように4種類に分類されます。

身体的虐待→殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する など
性的虐待→子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする など
ネグレクト→家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など
心理的虐待→言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV) など

参照:児童虐待の定義と現状[/aside]

そうだよなと。

自分が気になったのは、

「殴る」と認識してないけど、たたいていること。

話の中や、危険なことをしたときに「激しく揺さぶる」をしていること。

あとは、「言葉による脅し、無視」などだ。

鬼や河童が来るとほぼ毎日脅している……。

お母さんは頑張ってるから……での肯定

そんな悩みを相談すると、ほぼみんな、

「お母さんが頑張ってる証拠だよ」「わかるよ」

とうけいれ、肯定してれる。

その場はすごく救われるけど、根本的な問題は解決せず、また怒鳴って、自己嫌悪に陥る。

愛あるしつけが普通、むしろ、「あなたのことを思ってるから」と育てられた私は、

「虐待だからダメだよ!」はわかっていてもすんなり受け入れられない部分もあった。

しかし、虐待が子どもに与える影響も、わかる。

この定義を見て確信したけど、私は兄弟には「虐待」をしてきた。

「虐待」で悩むのをやめてお互い気持ちよく生きるを目標にする

虐待は、悪い。

でも、私たちもしつけという虐待を受けて育ってきた。

それが全部悪いかというと、必要な部分もあったと思う。

だから、ずっともやもやしてきた。

でも、この本を読んで、虐待はダメだなと思った。

どこが線引きがどうかとかじゃなく、よくない。ダメだなと。

極端な例ではなく、虐待が子どもに与える影響がとても分かりやすく可視化できる。

押さえつけること、求めることでうまくいけば、その場は円滑にいって母親は助かる

でも、本人にとっては

「なんで?」
「わかってくれなかった」
「自分はダメだ」

が積み重なる。

私は息子の笑顔が好きだし、できるだけ笑って家でも過ごしたい。

だからアプローチの仕方を変えていこうと思う。

怒る時の感情は自分で処理できる練習をする

イライラする原因は大体この3つ。

●できるはずのことをしない
●してほしいことに素直に従わない
●思いが伝わらない

3歳児と接するのは、思い通りにならない恋にも似ている。

自分を出しすぎると、あっという間にダメになる。(3歳児だと反発されて泣かれる)

恋愛なら、相手が思い通りにならないのが当たり前だ。

なのに育児だと、この世に生まれてきて3年しかたってない男にもかかわらず、「どうにかなる」と思ってしまっているところに自分の愚かさを感じる。

そもそも、自分以外は誰でも思い通りにはならない

できることからやってみる

育児は、しんどい。

ほぼ思い通りにいかない中でコントロールするのは難しい。

なので、もう、これは課金制にしようと思う。

「1日怒らず過ごせたら500円、自由に自分のために使ってOk」

これで私は、2万円のワンピースを買うことを目指す。

ゆくゆくは、これに「早く」を言わないなども追加していきたい。

「自分の子ども」であるけど一人の人としてみよう

「いうことをきかない」も、

仕事なら、部下が理解してくれないなら伝え方に問題があると思える。

「なんでもいやがる」も、

そういう友達もいたし、そういう人って認識する人で付き合い方も変えられた。

そんな風に、「自分の子どもだからちゃんとしなきゃ」で過剰に反応するのをやめて、少し離れてみてみようと思います。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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