「ホーホケキョ!」うぐいすが近づいてくる!Σ(・□・;)と思ったら部屋に入ってきました…社長が。そんな職場で働いてます。
営業5
年やった後、職業訓練を経て、デザインを少し勉強し、4
月1
日から旅館で働き始めました坂本です。
前回記事↓
坂本、転職しました。「日本文化を学べる数少ない現場」創業130年の会社に入ってびっくりした7つのコト
前回内緒にしてました(?)が、勤務先、旅館です、旅館。しかも老舗旅館で働いてます((((;゚Д゚)))))))
今回は同居人の転勤もありながら、28
歳。転職も簡単ではないと思っていた私が奇跡的に拾っていただけた経緯を紹介します。
きっかけは何だったのか
職安の募集で出ていました。
面接に行きたいと伝えると、
「見学できるので、まず見学に行ってください」
とのことでした。早く収入源を確保したいと思っていた私は、え?見学?と思いましたが、まったく未知の世界だったのもあり、行きました、見学。
そしてそこで完全ノックアウト。
中に入ると、ここの景色を見にこの宿を訪れる人がいるような能登の内海が優雅に広がるロビーが。
おもわず「わぁ」と言葉が漏れる景観です。
「わぁお」( ゚д゚)と口半開きのアホな顔してました。
その後、一番いい海の真ん前で部屋に露天風呂があるお部屋と、館内も歩かせてもらい、一目ぼれから「好き」にすぐ変わりました。
そして、見学と聞いていたのに、そこにいたのは専務=若旦那でした。
話をしていくうちに、「僕も広告代理店で働いてたんだ」と、専務の想いや、旅館のPR
に関することや、HP
のこと、
私も最近始めたブログを通じて面白いと感じる能登の発信をしていること、能登の面白さなど、気付いたら1時間ほど話し込んでいました。
募集していたマーケティング課に興味を持ち、同居人が海保で、転勤もあるのでということを伝えると、
「旅館の仕事は幅広いから、2
~3
年くらいかけて流れと全体感を解ってから企画や今後のことを考える課だと思ってる」
とのことで、「他にもここは色々な働き方があるよ」と言われましたが、旅館や、料亭のクライアントも過去いたので、これは柔らかい断り方かな(´・_・`)と思っていました。
旅館で働くことを決めた理由
専務は、縁がなくても、ブログでインタビューさせてもらいたいなと思う程、惹かれた人でした。
130 年の歴史を軸に、次々と自分の旅館を斬新な切り口だけども解りやすい形でヴァージョンアップさせているすっごい人。
旅館のファンをつくる=能登のファンをつくると考えていて、
HP 内でも能登の発信を私のブログじゃ比にならないくらいのクオリティで歴史、人、文化、場所を紹介しています。
正直、宿にも人にも惚れてしまっていました。
でも仕事は契約なので、お互いの条件が合うのかわからず、悩んでいました。
一週間、悩みながら他の仕事も考えていました。旅館で見た景色が忘れられないまま…
そして友達の家にワインを持ち込み、漁師友達と飲んでいると、
TV に専務=若旦那が写ってました。
めったに見ないテレビで、最近会った人が出ていて、しかもその人の所で働くか悩んでいる時に、コレ。
ゾクッとしました。これは、縁があるかも、あればいいのにな…と。
酔いも醒めた次の日、電話しようと思っていたタイミングで専務=若旦那から着信が。
悩んでいる理由(毎日家に帰ってくる海さんに晩御飯は用意したい)を伝えると、
「じゃあ、合う部署を考えるので正式に面接に来てね」
と言っていただき、その時に決めました、受かったらここで働こう、と。
決まった採用、気になる部署は
面接に行くと、専務はおらず、先日テレビで見た若女将と少し話をさせていただき、採用が決まりました。
そして私の部署は、なんとびっくり、「若女将直属」川 ̄_ゝ ̄)ノ笑
一番動きやすく、旅館の仕事が幅広く見えるよう、専務が考えてくれました。
働いてる間にプランを1つ2つあげれたらいいなと。
そんなわけで旅館で働くことが決まりました。
休みは月6
日、うちは車を二人で1
台で使っているので、雨や雪の日も海さんを送迎できるよう、時間は8
時半~6
時まで。
今まで働いていた出版社時代からは年間館休日が51
日減ることになりました。
それでも、職業訓練も含め、長い大人の夏休みをさせてもらっていたのと、転勤があると思うと次にこれだけ好きで働いたいと思う職場があるかわからないと思ったので、ここに関われるうちは全力で働こうと決めました。
後に最初館内を案内してくれた専務妹に「あ、この子うちが好きだなってすぐわかったから、そういう人に働いてもらえた方がいいなと思った」とも言ってもらいました。
正直で顔に出やすい人でよかった(´;ω;`)
入ってみて、教えてもらった採用理由
で、入ってみると、専務元サイバーエージェント、専務の直属元楽天、県外から嫁いできた元看護士の若女将とその他も県外の社員多数。
面接時に、「県外からきた人の目線で能登や旅館をPR
することで力になりたいです」と言っていた自分に、「いいからとりあえず黙っとけ」と言ってあげたい気持ちでいっぱいになりました
。
そんな私を察してか、若女将が教えてくれました。
「専務はね、坂本さんがうちに合うと思ったから採用しようと思ったんだって。うちの雰囲気に合いそうな人が来てくれたから、長くいてくれればいいけど、半年でも、一年でも採用しようって決めたって言ってたよ」
感謝以外言葉が出ません(TДT)
そんなわけで、毎日身の引き締まる思いで働いています。
毎年高知か海外行ってたこの時期も、GW含め10連勤中!(´∀`*)
でもね、正直、毎日新鮮で学ぶこと多くて、すっごい仕事が面白い。
職場の雰囲気や仕事、すっごい書きたいことも多いので、坂本、旅館で働くシリーズとして定期的に紹介していきたいと思ってます!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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