【〆切6月末】まちの「変な大人」と出会おう。“まちづくりの場所”づくりで学ぶ大学生が思うことと、彼らが動かすクラウドファンディング

目次

第一回、坂本りょーま会議!長野出身の大学生りょーま君と高知出身の流れ者坂本が七尾の寿司屋で語る、この町の課題と未来。

出身地がたまたま高知でたまたま坂本(本名)で、七尾でたまたまりょーま君(本名)と会い、飲みに行くことにしました!坂本&りょーまです。

そんなのりで、「今度坂本りょーま飲みしようぜ!」っていよったがですけど、この度、ブログ読者から学生が取り組んでるこの仕組みに関してききたいとお声があったので、急遽真面目に聞いてきましたv( ̄∇ ̄)v

せっかくの坂本りょーま会議なので、土佐弁で進行していきます!

お酒はね、潤滑油!!

というわけで、さっそく、今、りょーま君て何しゆうが?


あ、今日は手品しなくていいんですね!(´∀`)(りょーま君は手品が得意!次回の御祓川祭りでも披露するそう)

んーと、能登留学で町に学校を作る取組に関わってます。

(※能登留学は石川県能登地方を舞台とした長期実践型インターンシップです。)

具体的には学校を作るための取り組みの一つとしてクラウドファンディングの発信と、学校の講座に関して考えたり、町に留学生が何をやっているか伝える”インターン生通信”も作ってます。

後は長期実践型インターンシップの説明会で最近は金沢行きまくってますね~!

へー!面白そう!…ごめん、クラウドファンディングって何??


ある思いを持った人やプロジェクトの一部をネットを介して人から資金を集める仕組みです。

プロジェクトの一部なんや!りょーま君は今どんな目的で集めゆうが?


まちに帰ってくる若者を増やしたい…そういう思いが根底にありながら、

「誰もが学べるまちづくりの大学、『御祓川大学』を創りたい!」という思いのプロジェクトが動き出すための資金を集めています。


かつて銀行だった建物をリノベーション(改修)して、まちに新たに『御祓川大学』を作ります

そのためのクラウドファンディングは、七尾に今いなくてもいい、「どこにいても、七尾を応援できる」人を集める参加型のプロジェクトですね。

地元の人たちにももちろん発信したり、説明したりしていますが、

大学や、社会人になって七尾から離れた人も、地元を感じることのできる、関わる意識を持てる取組です。

へ~コレ、今は100万円を目標にしちゅうでね。

今70.3%の達成率やけど、これもし、6月末までにあと30万位集まらんかったらどうなるが??


実は…0になります。

この仕組み、目標を達成したらお金をプロジェクトに使えますが、そうじゃない場合例え9割達成してても達成できなかったということでパーになるんですヽ(TдT)ノ

え!?じゃあ結構焦るね!!


はい…なので、今も地元の人たちに配るチラシを必死で作ってます(/TДT)/

いくらから参加できるが?


3000円~参加できますよ!

このプロジェクト、協力者にちゃんとバックもあって、5,000円なら⇓

・プロジェクトメンバーからのお礼の手紙

・『御祓川大学』利用券5000円分

・『御祓川大学』HPお名前掲載

・「麹とごまのディップソース」1瓶
・『御祓川大学』開校式(オープニングパーティー)無料招待券

(『御祓川大学』利用券は御祓川大学で開催されるイベント・講座・ワークショップへの参加、コワーキングスペース利用の際に使えます)

そのほかにも10,000円、30,000円、50,000円、とあり、100,000円なら、⇓

同上の特典とディップソースの代わりに

輪島塗ぐい飲み、竹葉 能登大吟720ml
(ぐい飲みの絵柄は10種類の中からお選びいただけます)


再びバンクリノベーションプロジェクトの詳細⇒コチラ

と、こんな感じで能登を感じる色々な特典がついてきたりもするんです(⌒∇⌒)

一万円の赤なまこの石鹸&化粧水もえいねぇ~(☆゚∀゚)


そうなんですよ!近くにいても、離れてても関わることができて、実際にやり取りもあるから、特にこの始まるときのタイミングって余計に地域を作ることを担っているって意識をもてるんじゃないかなって思ってます。

このプロジェクト、寄付してくれる時に、コメントを一緒に書いて送れるんです。

それを読むと、離れてても「地元愛」を感じるなぁと。

実際、近くの商店さんや七尾出身で東京の人で応援してくれる人もいて、遠くから応援してくれている、このまちに関わってくれているなぁ…とうれしくなりました。

後2週間位やね!…是非達成して欲しい!!

というか、そもそもりょーま君はなんでインターンで来て、なんで学ぼうと思うたが?


その話になると、プロジェクトとしてというよりは僕個人の思いになるんですけど…

「地元にアイデンティティがない」そう思うことがあって、町のコミュニティが家、学校以外にあったらいいなという思いから、まちづくりに興味が湧いて、今能登留学でインターンシップに来てます。

…僕長野出身なんです。

もともと地元に未練なんてなくて。なんならむしろ早く出たいなと思ってました。

他の友達もそういう人が多くて、大学をきっかけに多くの地元の人が県外に出て行きました。

フラッと地元に戻ったら、なかなか友達と会える場所がなくって。

高校までって家と学校がすぐ人とかかわれる濃いコミュニティだったんだって外に出てから気づきました。

ある時、地元に帰って地元でやってたカフェに行ったんですよ。

そのオーナーさんは地元は松本じゃないのに、色んなところを旅してきた結果ここが好きで、お店を開いたことを2時間位話してくれました。

その時の対話で「僕の地元って、実はいい所なのかも…」と気づいたんです

それまで僕は地元の価値をみつけられなかった

でもその時、そのカフェで家族や地元の話をしていると、”地元”がすごく大事に思えてきたんです。

高校時代に見てきた景色と大学生になって戻った時、地元の景色が違うように見えるのにも気づきました。

高校時代は、知っている人がたくさんいる自分の居場所だった地元が、大学から久しぶりに帰ると友達が他県に出てしまっていない場になっていて。

そこで「さびしいな」と感じたんです。
家しか、コミュニティがなくて。


その時に、「まちに家、学校以外のコミュニティの場があったら違ったのかな」と思って、そういう場を作りたいと思ってきました。

コミュニティの場というよりは、

①子供が地元のことを知れる
②人生の先輩後輩になれる場


を作りたいなぁと。

インターンシップは、そのための勉強です。

「まちづくり」の一つとして、元銀行の建物を活かして大学を作るという今のプロジェクトの中で学びがたくさんあると思ってます。

すごいしっかり考ええちゅうがやね(; ̄Д ̄)

確かに地元に戻ってフラッと遊びにいったら地元の人と会える場所あったら確かに行きたいなー。

けんどよ、私もこの町でフリーペーパー作る仕事してみたき解るけど、なかなか思い通りにならんこともあるがやない?


はい。

直近では、後2週間ですが達成率が約70%でヒヤヒヤしてるのもあるし。

あとは…商店街などを回って話すようになって思うのは、”商店街の人みんながいい顔をするわけじゃない”ということ。

新しいことをしようとすれば、反対する人も出てくる。


しかもそれが、僕らみたいに「最近来てまちを変えたいと思う人間」に対して、

「ここのまちで育って、ここで商売して、色々なまちの取り組みをしてきた人たち」なわけです。

正直、交流するのは大事ってわかっていても不安を感じるときもあります。

でも、回数通ううちに「がんばってるじゃん」「応援してるわ」って声をかけられることもあって嬉しかったり、励ましをもらってもっと頑張ろうとおもったり。

そういう人たちと対峙していくうちに、「なぜそれをやるのか」を何度も考えるようになりました。


で、やっぱり「対話の場」が必要だなと思いました。

一回で伝わらなくても、「どう伝えるか」が学びになるし、「何に不安や疑念をもっているか」の気づきにもなる。

好きなまちにそういう”場”が出来れば“子供もたちから見たまち”が変わるし、一度離れる前に魅力に気づけるかもしれない。

やっていく中で、そういう気づきもあるがやね。


僕、こんなに学校を作りたいってプロジェクトに参加してるんですけど、小学校、中学校時代、学校に半分も行ってなかったんですよ(^∀^)

そこそこ人気者で、いじめとかがあったわけではないんですけど、一回、入院する機会があって、その時しばらく病院という大人がたくさんいるコミュニティにしばらくいて、その後学校に戻ったら、すごい違和感を感じて。

「ここ、自分の居場所じゃないな」って。

今、大学生になって、丁度就活のタイミングで、周りの就活生を見ててそういうの思い出すんですよ。

違和感を。

「好きなことを仕事にしている」わけじゃなくて、「自分の興味をカテゴリに摺り寄せてる」なって。

「そうなのかも」で自分を納得させて業界を選んでいる気がする。

そういう人って多いと思うわ、実際。


僕は、自分が好きなことに出会うコツは、地域の「変な大人」に出会うことが意外と大事なんじゃないかなと思っているんです。

例えば、「二次関数がスマホの基盤に使われている」なんて高校生は思わず”勉強”として学ぶわけじゃないですか。

学校で学んだことが日常生活でどう生きているか、大人がその学びを使ってどう生きているか。

そういうことを教えてくれる機会や場があれば、もっと日常の勉強も楽しくなると思うし、「好きなことをカテゴリ訳された中で寄せる」んじゃなく、「好きなことを仕事」にできるんじゃないのかなと。

確かに!ここの町にはそういうことを教えてくれる「変な大人」多いね!すっごい祭りがあるきかもね!


実際、僕も参加してみて解りました。町の祭り狂たちの気持ちが。

参加する前は全く解らなかったですけど。

これはまたきたくなるな、むしろここに帰ってくるなと思いました。

凄いことやってる町ですよね。

とりあえず、海なし県から来た僕にとっては、寿司が光って見えます!笑

解る!本当にラーメン屋より寿司屋が多いまちやもんね笑


今日は、クラウドファンディングのことや、りょーま君を動かす動機を細かく教えてくれてありがとう!

七尾は、面白い人が多いき、休みは私ももっと七尾の町にでよう!

りょーま君また坂本りょーま会議やろう!七尾維新!笑

最後にバンクリノベーションプロジェクトの詳細⇒コチラ

是非ご参加、拡散お願いいたします。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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