【坂本、旅館で働く13】おもいきり働いて、1メートル先が海の温泉露天風呂で癒されて帰る。

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夏の家族旅行がすんだら次は団体!まだ続く新幹線効果でてんやわんやの石川の宿の秋。

職場の大浴場&露天風呂でふやけてきて、力が入らない幸せにしたっています、坂本です。

秋は、空が高いです。

朝夕だんだんと寒くなってきていますが、景色やにおいがだんだんと秋に変わり、

帰り際は星もはっきり見えてきれい。

相変わらず忙しいですが、

女将さんの炊いた芋!

こんな素敵な差し入れでも秋を感じて、普段は苦手な秋ですが、今年はまんざらでもないです。

団体様のおな~り~

大きなバスが止まり、なだれ込んでくるお客様でロビーがいっぱいになります。

夕日の時間、5時過ぎ位に着くと、晴れの日ならいい感じの景色になるので、みんながカメラを持って窓際へ。

数人の仲居(接待)さんがおじさま、おばさま達をうまーく導いてお部屋までご案内。

客数は減らないですが、組数的には減るので、私は案内より、団体についている接待さんのヘルプのお茶出しに回ります。

コンパニオンや、宴会、二次会など、細かい段取りのある宴会をとってくる営業さん、

大人数のお食事を毎日こなしていく仲居(接待)さん、美味しい料理を150人前程毎日作り続ける板場さん達、

備品を補充し、トラブルに応対する用度さん、

お出迎え&お見送り、そしてクレーム対応、要望なんでも集まる、フロント、

そして、激動の中をまとめていく、社長、女将、若女将。

…働きだして思いましたが、旅館て、生き物みたいで、各部署全部ちゃんと動かないとなりたたないんです。

だからか、不思議な一体感があります。

まるで部活の試合の様に、緊迫した中でそれぞれの事前準備、予測、判断で動いて、

お客様に笑顔で帰ってもらうようにもっていくまで、

チームプレーで詰めていく。

どこが欠けても無理。

だからなのか、かみ合う時の気持ちよさは何とも言えない達成感があります。

毎日、毎日過ぎるのが早いです。

露天風呂で一休み。

そんなワケで、夏を過ぎても走り回ってます。

少し疲れが出てきたので(飲みすぎのせいかは、別として)職場のお風呂でゆっくりしてきました。

久しぶりに自分の職場のお風呂に入りましたが、ほとんど人のいない大きな湯船&露天風呂の贅沢さ。

幸せすぎて、長居しましたね。

実は、旅館は食事時間がおおむね決まっているので、その時間はあまり人がいません。

食事のスタートが6時~7時半くらいで、バイキング形式ではないので、1時間~1時間半かかります。

その、6時半~8時位がいい感じに人がいない。

目の前に広がる、真っ黒な海、海の向こうの正面には能登半島の電気がちらほら見えて、

空には満天の星。

塩分濃度の高い熱めのお湯は体をすぐにあっためて、海から吹いてくる秋風が優しく体を冷やしていく。

連勤も続くし、忙しいけど、旅館で働くって、最高だなぁとまた思いました。

よーし、今日も気持ちよく、働こう。

クラブツーリズム テーマ旅行

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