常識が、ありません。
初めて務めた会社を退職するタイミングで母が北陸に遊びに来てくれたことがありました。
その時、今住んでいる能登を回ったのですが、沢山、失敗しました。
今でこそ旅館で働いているので、何がOKで何がダメで何が普通かやっとわかってきましたが、
その頃はなんにーも、知りませんでした。
母との能登旅で失敗したこと
失敗その①目的地が遠すぎて、チェックイン時間が大幅に遅れる
困ります。
困りますね、こんなお客様。
あるあるなんですが、当時の私は土地勘もない癖に、
「せっかく行くなら、もう生涯いくことないろうき、能登の端までつれてっちゃろう」
と考えて、珠洲の端の端、狼煙くらいに宿をとりました。
遠くて、遠くて一日ドライブで終わった上に、チェックイン時間に遅れ、ナビでも宿が出ず、真っ暗な中、
迷い迷いやっと宿に着きました。
車の中には不安な空気が漂っていました。
失敗その②浴場を確認してなかった
バカやなーと思いますが、旅館=温泉だと思ってました。
で、大幅な時間の遅れのせいで、お風呂、死ぬほど冷たい笑
私たち以外にも宿泊者がいましたが、洗い場のシャワーを浴槽に入れて熱いお湯を足しながらそこにしかいられない位、寒い。
今思うと、到着時間には熱く準備してくれてたんだろうけど、
私が遅れたせいで、宿が用意してくれたベストな状態でお風呂に入ることができなかったんです。
正直泣きそうになりました。
温泉が好きな母親のために、ご飯がおいしそうで、少しだけ高い、湯快リゾートじゃない宿(実際一人15,000円程でさして高くもない)をとったのに、こんな冷たいお風呂に入ることになるなんて…⇔私が悪い。
失敗その③周辺の情報を何も知らなかった
ビビるほど、真っ暗な中に宿を見つけた私たち。
近くには数件家があるくらいで、明かりもあまりありません。
もちろん、コンビニなんかもあるはずなく。
旅館と思ってましたが、今思えば民宿で、売店なんかもない。
食事は量もいっぱいで、スーパーおいしかったですが、その時頼んだお酒以外調達できない。
↑びっくりドンキーでもビールを頼むキッチンドランカーの母、悪魔と言われる日本酒の申し子の私。
酒が、足りない。
酒が、足りない。
マジで、酒が、足りない。
でも宿でもお酒おわっちゅうっぽいし…
あ、立ち寄った「能登ワイン」のワインがある!
一縷の望みにわくわくした私たちを待ち受けていたもの…それは…
無情なる無機質なコルク!!!!!!!
テレビも面白いのをやってなかったので、スーパー遅くついた割には打ちではありえないスピードで二人とも眠りにつきました。
今思うと、民宿ってそんなとこですよね…
その頃の私は何故こうなったのか…
そんなワケで、思いとは裏腹に失敗ばかりした自分をひっそり帰りの車の中で責めてました。
温泉は帰りによく行くねぶた温泉によって、
「これが温泉だよね!」
と名誉挽回したものの、宿の何が正しいかわからないまま旅館不審になりました。
アジア旅行の方がもうすこしうまく立ち回れた気がしました。
(実際その夏行ったインドネシアでトラブルのフルコースをしているのでそうでもない)
お母さんを楽しませたい、そう思って企画したのに、失敗ばかりで、
気を使って笑ってくれる母といる時間はヒリヒリした思い出です。
そしてまさかのまた、能登で旅館。
なんや!また能登やんけ!笑
しかも今度は一家&旦那家族と旅館。
明日は上手く行くように願って、働きます!!!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「フォロー」、「シェア」、「転載(出典先を明記の上)」してもらえると一人で祝杯をあげます!
更新情報はこちらから
@mikimiki060606さんのツイート
お知らせコーナー
プロフィール
さかもと みき 作『坂本、脱藩中。』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
コチラではインタビュー依頼や、ブログでやってほしいことなどなんでも絡んでください。
名刺作成、販促ツール作成、マタニティフォト、ライターも頼まれたらやってます。気軽にお声かけください。
北陸の知りたいこと、紹介してほしいもの、お店、人募集中です。
FBメッセージなどで気軽にお声かけください(*・ω・)ノ
最新記事 by さかもとみき (全て見る)
- ブログを閉鎖しようと思う - 2024年11月21日
- フォビア3巻(原作:原克玄 作画:ゴトウユキ)感想→怖いほど共感した - 2024年6月16日
- いじめ撲滅プログラムの感想(作画:ピエール手塚 原作:藤見登吏央) - 2024年5月9日
コメント