ちょっと変なモノについい手が出るサブカルクソ女、坂本です。
今回は好きな漫画家、古屋兎丸先生のコレ!
自分が殺されることに興奮を覚える嗜好。自殺願望や、自傷行為とは別物。
<あらすじ>
女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人。彼の標的は1年3組の美少女・佐々木真帆(16歳)。
彼女による“理想的な殺され方”の実現のため、密かに綿密に計画を練るのだった…!鬼才・古屋兎丸、待望の最新作は「リアルな心理描写」×「緻密に練られたプロット」で紡ぐ異常なる犯罪計画!
古屋兎丸画業20周年記念作品!
感想:★★★★
絵が好きです。
グロと美しいって、すごく近いところにあるなと、古屋先生の作品を見ていて思います。
グロきれいな絵の上に、アンバランスな人間の狂気がのった漫画は、癖になります。
そんなワケで、新刊にもついつい手が出てしまいました。
中二病時代、色々こういうマイナーで狂ったジャンルにも興味を持ちましたが、
これは知らなかった「オートアサシノフィリア」
調べていくと色々な癖があるんですね…⇓
【閲覧注意】常人には理解出来ない怪しい性癖
物語は、「オートアサシノフィリア」な主人公が、
子高生に殺されるために女子高の先生になって、
目ぼしい女子が見つかったので、
殺される準備をしていくというもの。
ちょっと嗜好が他人と違うだけで、
自分の欲求にまっすぐでむしろ切なくなる。
大変やなぁ。こういう性癖と生きていくのって。
しかもその設定にターゲット女性の”特性”が特殊という。
(ここを言うとネタバレになるので。割と認知されてる病気)
なかなかどうなるかよめない。
よく、彼とかに「なんでそういうの好きなの?」と聞かれますが、
よく判らないです。
しいて言うなら、怖いもの見たさ。
本当に怖いものは怖いのですが、
人の中にある屈折した、解りそうで、解らないモノが自分にとって興味深いのかも。
とりあえず一巻はそんなグロくないですし、
古屋先生の作品はどっちかというときれいな方に消化されるので、
気になる人がいるかはわからないですが、
気になったら手に取ってみてください。
個人的には、好きです。
二巻も出たので感想書きました↓
https://sakamotodappantyu.com/archives/65825283.html
【2巻完結なのでまとめ買いもおすすめ】
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