【イジュトーク!】冬離婚?!季節性鬱?!子育ては?!移住者ががっつり語り合う移住のリアルシェアの場に参加してきた!

移住者が集まって移住者同士の共有をシェアしたり、生い立ちの話をしたりワイワイ盛り上がる「イジュトーク!」

4回目にして初めて参加してまいりました。

「イジュトーク!」

行った瞬間、

「坂本さんも、ホスト側やからね!」

と移住者二人のホスト、太田さん、小梶さんに言われて、

この市民大学の部活とされるこの取り組みが居酒屋で生まれたことを思い出しました。

てへへ!

というわけで坂本初参戦のイジュトーク!乾杯から始まります。

目次

参加者は七尾3日目の旅人から27年目で七尾で夢を叶えた人まで

イジュトーク!はゲストと日時が決まっているだけであとはほぼフリートーク。

今回のゲストは御祓川大学のお隣さん、セレクトショップdipsディップスの道下さん。

七尾歴20年以上、

美大デザイン科卒で七尾にお嫁に来て、

アトリエを持つという夢も叶え、

七尾で子育てもしたベテラン移住者さんです。

アトリエ つばさ

東京育ちの移住者道下さん、石川県能登の七尾市…最初に来た印象、ギャップは?!


道下さん「なんて暗いとこ?!」

⇒今でこそTSUTAYAやGEOもあるが、

20年前の当時は8時には全てのお店が締まってしまうのにびっくりしました。

道下さん「言葉が、変」

⇒半年くらい早口の言葉をしゃべる人たちが何を言っているかわからなかった。

うんうん、港町はもう1ランク何を言っているかわかりません!


道下さん「何でこんなにしんどいんだろう」

季節性鬱を発症。じんましんもでる。

切り替えても、うまく切り替わらないし、ふさぎ込んでしまって辛い。

坂本もじんましんこそ出なかったですが、同じです!

冬に元気がなくなりすぎて、会社の同期が調べてくれて「季節性鬱ってあるんだって」と、日光やこたつの電気や、車のライトを浴びたらいいと教えてくれました。

「病んだらこたつに入ろう!」

「いや、それこそ病院連れて行かれますよ!!」

Uターン者以外は思い当たる節があるらしく、結構盛り上がる移住者ワードでした。
これこそ移住者独特のトークだなぁ…

太平洋側から北陸に来て冬元気がない、ふさぎ込んでしまう、何をしても切り替えられない…

そんな症状がでたあなた、多分季節性鬱ですよ!!!

ギャップだらけの移住生活、転機は2年後に

道下さんが能登七尾にきて子供を授かりました。


道下さん「ママ友のコミュニティが出来て気がまぎれるようになった」

⇒それまでは関わる人も限られていて辛かった。

少しずつ心が健康になってきて人と関わるようになり、変わってきた。

解る!!!!

他の移住者も仕事をしだしたり人と関わるようになって元気になったり、やりたいことに向き合う気持ちが戻ってきたという方が多い。

実は、結構冬離婚ってあるんです

えええええ?!

私は初めて聞いたこのワード。

冬、超大変!離婚原因とは笑!!!

仕事で七尾に引っ越して来て、主婦をしている人で暗さと何もなさ、そして冬辛くなって帰ってしまう人がいるのだそう。


道下さん「旦那さんが好きで追っかけたり、定期的に帰ったりすると続く場合もあるけど、そのまま離婚してしまう夫婦も結構いるんです」


⇒仕事をしたり、子育てをしたり、コミュニティを築けた人は上手くやっている人もいます。

でも最初の数年は喧嘩が多かったり、悩んでいる人も多いよ。

え?!そうなのか!

私も転勤族やけど、単身赴任になったらやっぱり距離できるし、

土地に合わん、順応できんと結婚生活自体も難しいがやな~

「ごめん、冬やき」

と朝起きなくなるのもこのせいやよ!ほら!みんないゆうで!

と連れてきた旦那にここぞとばかりにアピールしました笑

色々あるけど、ここは超、子育てがしやすかった!!


道下さん「都会では免許もいらなかったけど、こっちじゃ車がないと妊婦検診にもいけないからこっちにきてからとりました。でもそれ以外はすごく子育てがしやすいまちでした」

⇒子育てしやすいと感じた理由はたくさんあって、

●総合病院2つ、ちゃんとしている。

●お受験がない

●小さいころからみんな同じ学校で育つ

●周りの付き合いで子供の進路を決めたりすることがない

●待機児童がない!0!というかウェルカム状態で預けやすい!

●のびのび育てやすい

●祭りなど文化に触れる機会が多い

●美味しいものを食べて育てる(外に出て気づく)

大学のないまちだけど、外にでたらすぐ順応しちゃうんだからそこまではいなかっぺでいいじゃないか!と大学に行った息子を見て思いました。

ここは大阪や東京方面、都会からの移住者トークで盛り上がりました。

「自分ちは本当は受験とかどうでもいいけど、お友達がお受験するからとか」

「そうそう、付き合いで進路を決めたり」

「そうじゃない公立は荒れてるからとかで受験することになったりね」

「そういうことが多いから、そういう心配のないここでのびのび好きなことをしてもらえるのは嬉しい」

「僕も子供が小学校に上がるタイミングで移住を決めました」

「このへんの子は中学の子もスマホをもってない子も多いし」

「外に出て、イカとエビのお寿司がボイルで出てくるのにもびっくりしたって。ご飯おいしいって外出て気づく人が七尾には多いよね」

移住者は子育て世代が多いのかも!

IUターンのきっかけが子育てっていう方も他の移住先も多いのかもしれない…

「都会に出て田舎ものだといじめられないかな?」


道下さん「息子が最初、都会の大学に行って、
みんながケータイのクーポンをさっと出したり、
時間があればケータイをつついている様子を見てびっくりしたって言ってたけど、
周りの人達がよくしてくれて楽しく過ごしているって。

だから外に出るまでは田舎の純朴な子で育って、
外に出て初めて気づくことがあっても
子供たちって意外と大丈夫ですぐ慣れるみたい」

田舎育ちなので私もすごくよくわかるな~

私は季節を前どりして服を流行りできるより、季節の暑い寒いを感じて服を選びたいとか、

夕日や晴れの日の気持ちよさを感じながら生きたいので田舎ですみたいな~と大学で都会に出て思ったのを思い出しました。

「子供が少なすぎる」若い夫婦が来るような取り組みを行政に期待する

七尾に住んでいる道下さんが今後の七尾に思うことをきいたら子供の問題が出てきました。

         

地方の人口減少問題は色々な地方の課題だと思います。

「市やまちによって取り組みや待遇が違うから、入学や子育てのタイミングで、子育て環境の少しでもいい隣のまちに引っ越してしまう人もいる」

うん。

自分も20代中盤位の男の子たちの結婚の相談のったりするけど、結婚式すらできるのって、

実家暮らしの教師、病院勤務、公務員位で、一人暮らしの会社員なんかは貯金すらできてない人も多い。

情けないはなしかもしれんけど、物価は上がって給与は上がらないので昔の結婚、子育ての普通が今の若い人にとっての贅沢品になっている感じはすごく体感することが多い。

七尾にお嫁に来た人へ、移住して夢を叶えた先輩からアドバイス

道下さん「パソコンやケータイなどネットワークを活用して外に出て欲しい!」

⇒スポーツのコミュニティや仕事、趣味の場、そして今はこんな市民のための大学など発信者が私が移住した頃よりはたくさんあるので自分の幸せを持てる場を見つけて欲しい。


道下さん「私は、自分のアトリエを持ちたいっていう自分の夢を叶えて、
幸せを得られる自分のステージをつくれた。

生徒さんがどんどん成長していくのを見るのも幸せだし、ここでそういう場をつくれたことがすごくうれしい」

移住歴20年、子育てを終わらせて、アトリエを持つ夢を叶えた道下さんゲストのイジュトーク!でした!

途中Uターンしてきた穴水の酒屋さんが乱入してきたりと、

色々ありましたが、2時間あっという間に終わりました!

あー、面白かった♪

こういう移住者同士が関われる場、話し合える場があるってすごくいいなぁ。

好きな所ばかりじゃない、ギャップや悩むことも共有できる、そしていいところが再発見できる。

「イジュトーク!」ほかの場所でもひろがったらいいなー!!! 

【次回予告】
4/23 sat. 19:30から御祓川大学
石川県七尾市生駒町3-3
費用1,500 円
移住者、UIターン者、旅人、この会が気になる方どなたでも
用意するもの 特になし
※参加や質問も坂本までどーぞ!

次回も楽しみです♪

最後まで読んでいただきありがとうございます。

「フォロー」、「シェア」、「転載(出典先を明記の上)」してもらえると一人で祝杯をあげます!

更新情報はこちらから









お知らせコーナー

プロフィール


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス


さかもと みき 作『坂本、脱藩中。』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。

コチラではインタビュー依頼や、ブログでやってほしいことなどなんでも絡んでください。


友だち追加

名刺作成、販促ツール作成、マタニティフォト、ライターも頼まれたらやってます。気軽にお声かけください。

北陸の知りたいこと、紹介してほしいもの、お店、人募集中です。

FBメッセージなどで気軽にお声かけください(*・ω・)ノ

The following two tabs change content below.
1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次