【漫画】レズビアンのママ生活”お母さん二人いてもいいかな?!”中村キヨ

旦那に、

「なんで、これ買ったの?」

とストレートに聞かれる救いようのない漫画を読んでから気になってました。

中村珍。

 【参照記事】↓

 

里帰り中、一冊であったので買ってみました。

例えるなら…

目次

【ぴりっと後味感じる、オリジナル辛口ジンジャーエール】


あらすじ

恋に落ちた相手はレズビアンのシングルマザーだった!出会いから子供の「お父さん欲しい」問題まで新しい「家族」の形を描くコミックエッセイ。

感想:★★★★

刺激がありながら、そのピリッとさはどこか癖になる、忘れられない感じ。

レズビアンシングルマザーとそのパートナーである筆者が抱える問題、感じることを見ることができる本作。

もくじから気になりまくり。

男性に告白されたときの反応とかもおもしろいです。

相手からしたら、斜め上どころじゃない返答でしょうね。

でも、気持ちい位ふっきれそう。

視野がひろがります。

油断しないように恋愛していきましょう。

 


同性愛者同士で結婚できないことに関しては、

友人自作の婚姻届けを節目として描きつつも、

制度としてはまだいろいろな配慮が不十分なうちは適切じゃないと思っているところなんかも、なるほどなぁと思います。

制度として男女の結婚が「普通」として扱われているので


保険や、財産分与、子どものあり方などその他もろもろの生活で必要なことは、

異性愛者の様に同性愛者には適応されない。

最近は事実婚や席を入れない結婚も結構あるみたいですが、今後

「結婚」ていう制度が変わっていくことが望ましいのか、
「結婚」自体に価値がそんなになくなるのか気になります。

レズビアンシングルマザーの子育てから、

お母さんが二人いる生活も本書ではリアルに見えてきます。

のぞいてみると、そんなに異様な風景じゃないですが、

問題は、子どもや、外への説明。

とはいえ、レズビアンではなくても、

子どもにこういう生い立ちの説明をする日は来ます。

どうやって、わかりあっていくがやろう。

私はどういう言葉を使って、伝えていくんやろう。

あと、個人的に凄くはっとしたのが、妻の言うこのセリフ。


私もブログをやってますが、

旦那の顔はNGやし、子どもも本人の意思のないうちは出しません。

なんとなくそうしようときめていたのですが、

この部分を読んでしっくりきました。

かっこいい、奥さんやな~。

マイノリティのことを知るきっかけにもなるし、

そもそもレスとかノンケとか関係なく結婚や生活、子育ての子とも考えさせられる一冊です。

おすすめの一冊。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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プロフィール

高知出身の1986年生まれ(五黄の虎)

18歳で脱藩、京都、金沢、富山高岡、能登半島住の転勤族。北陸か高知に大体おります。いつの間にか本籍は新潟県佐渡島に。一児の母。

元肉食系広告代理店勤務だったので、恋愛やお店のPRに関してのアドバイスが得意。

フェイスブック、ツイッターのメッセージ、そしてコチラでもライティングやインタビュー依頼、ブログでやってほしいこと受け付けます。


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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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