不倫本、殺人事件本、そして恋愛本。
妊婦中に色んなものに手を出してました。
中でも有名ブロガーで(っていうかなんでもしているので肩書は多数)同世代のはあちゅうさんの同書は、
ぜーんぶ大事なので赤線引いて!全部引いて!
っていう内容の恋愛論が読みやすく詰まってました。
例えるなら、
【1200円、チョコ、生クリーム、バナナ、コーヒーゼリー、ソフトクリームのたっぷりの欲張パフェ!】
あらすじ
人気ブロガー・作家の”はあちゅう”が恋愛サイトAM(アム)で連載された「毒吐きはあちゅうのアラサー恋愛入門」が、大幅に加筆、修正、新エピソード満載で待望の書籍化! 思わず「あるある」と頷いてしまう、アラサーにおこりがちな恋愛法則のオンパレードに、男女問わず共感し、読み終わる頃には、恋愛の酸いも甘いも疑似体験しつつ、「恋愛っていいな」と思うこと間違いなし!
感想:★★★
恋愛話→甘くて、
20代~アラサー→重くて
恋愛冒険者→食べた後後悔
読み応えありました。
恋愛こじらせガールズは、どうでもいい話で女同士でクダ巻いてないで、
さびしいってどうでもいい男に遊ばれてないで、
なにもしないけど、出会いがないとか言ってないで、
こういう本を読めばいいと思う。
のぼせている、ばぐっている理由が結構明確に見えてくると思います。
ショートショートって感じで読みやすい上に、中身はしっかりあるので面白い。
さすが…
わたしもこれだけ無駄なく恋愛論を語れるようになりたい…
「大好きだった彼と別れて寂しい時に告白された男がいて、呼べばいつでも来る便利なやつと思って会うようになったの。でも話はつまらないし、別に顔もかっこよくないし、ほんと会うたびに『あー時間無駄にした。呼ばなきゃよかった』って思ったりしてたんだよね。でも、まあ次の週になると、やることもないし、気軽に誘える人が他にいないしで、『一人でご飯もやだし、あいつにご飯おごってもらおう』みたいな。で、ほんと、キモい、うざいと思いながらなぜか呼んじゃってそのたびに後悔してたんだけど、ある日、よくわかんないけど勢いで男女の関係になっちゃったら、相性が最高だったこともあって、もう大好きになっちゃって、すでに告白されてたから付き合おうってなって、それで、なんか結婚することになっちゃったていうか」中略
呼べばいつでも「およびですか~?」と現れてくれる、便利すぎる男友だち、からの結婚。しかも、このパターンはモテる女に多い。
中略
イケメンとの「相手を惚れさせ続けた方が勝ち」のようなバトル恋愛に疲れ果てたところに、なんでも言うことをきいてくれる上に、気を使わないでも愛してくれる、そんな『アラジン』のランプの精・ジーニーの様な男性に、安心感とたくましさを感じちゃうのかも。
P107 108 第2章 私たちのゲスな本音 モテる女が結婚相手として選ぶのは「ジーニー彼氏」より
これとかずごくわかります。
このポジションの男子(3軍位)って警戒心ないし、辛抱強いからすごいですよね。
1軍にあがるためには、いくところはいく、諦めない辛抱強さと包容力が必要。
付き合う、結婚するまでには切ない位振り回されたと思います。
アラサーとか、結婚がちらつてくると、
このポジションの男性軍の勝率がぐっとあがってきますね。
一議題づつ女性陣でディスカッションしたいような「わかるー!!!」ネタが盛りだくさんな本書。
「結婚したい―」と思っている人は共感箇所が多いので特におすすめです!
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プロフィール
高知出身の1986年生まれ(五黄の虎)
18歳で脱藩、京都、金沢、富山高岡、能登半島住の転勤族。北陸か高知に大体おります。いつの間にか本籍は新潟県佐渡島に。一児の母。
元肉食系広告代理店勤務だったので、恋愛やお店のPRに関してのアドバイスが得意。
フェイスブック、ツイッターのメッセージ、そしてコチラでもライティングやインタビュー依頼、ブログでやってほしいこと受け付けます。
さかもと みき 作『坂本、脱藩中。』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
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