本が、好きー!
だから子どもが生まれたら、一緒に絵本を読むことを楽しみにしていました。
が、思っていたより、絵本を読むって大人にとって難しいんです…
親も子も絵本離れしそうになる5つの理由
まず「絵本読み」がハードになる理由をサクッと。
[aside]母になってわかった絵本が難しいワケ
①内容が面白くない
②子供が見ない、興味を示さない
③話の途中でめくりたがる
④YouTubeやDVDの方が楽
⑤余裕がない[/aside]
ね、絵本て、退屈なんですよ笑
「いぬ、わんわん」
とか、
「ぐるぐるー」
とかが永遠に続くやつとか意味がないし、オチもないし、なんなら脈絡もない。
でも必死に読もうとしても、子どもが興味を示さないとか致命的笑
そりゃ親も子も匙投げますわ…。
私も最初は苦痛でした。
でも今は息子も私も絵本を読むのが大好きです。
親子で絵本を読むようになるまでに意識したこと
というわけで、親子で絵本を読むのが楽しくなるまでに実践したことをご紹介します。
1.絵本におもしろさや教養を求めない
絵本に、大人でも共感できる大事なことが書いてあるのは、もう少し後だと思います。
相手は人間初心者。
言葉やものを探るのに必死な生き物です。
乳児用絵本は「人間初心者向け」なんです。
反応するか、しないかだけをみるのでいいと思います。
2.興味なさそうでも3回は読む
実践してて思ったんですけど、幼児って「あ、見たことある」で反応するんですよね。
だから、3回くらいは聞いてなくてもトライしたほうがいいです。
↓
お、おもしろそうやんけ
↓
おもしろーキャッキャ
今では本が好きな息子も、どの本もこの3段階を通って好きになります。
3.強い本を選ぶ
本好きとはいっても、幼児は投げたり噛んだり、破こうとしたり…
それで読むのが嫌になる親も多いですよね。
だから最初は強い本を選ぶべき。
この本はカバーが硬くないし、噛まれても平気。
活発な男児にうってつけの強い本です。
4.本を読むときは自分を自己採点する
本を読みながら子どもと向き合うのはいいんですけど、興味があったりわかっているのかどうかわからないですよね。
しかも内容は面白くない。
そんな時に大事なのは、子どもに反応をもとめることではなく、己に課題を与えることです。
課題と言っても、
●子どもが聞き入るように感情を込める
●子どもがページをめくるペースに合わせて読む
●効果音をつけてみる
●噛まない
など超簡単なこと。
ちょっと上手に読めたら、親も達成感が味わえるようになります。
5.絵本の中に子どもの「すき」を見つける
絵本ってどれを選んでいいかわからないですよね。
どれがヒットするかも全く分からないし、反応も薄い。
結局どれも選べずに買わないこともよくあります。
でもたまーに反応するものとか、子どもが笑顔になるものを見つけると超あがる。
どこがツボかわからないので、本を読んで笑うのを見ると、あたりをひいた気持ちになります。
6.時々過去の自分に会える
思い入れのある絵本や、好きだった絵本、多分親にもありますよね。
図書館や絵本コーナーではたまにそんな自分がお世話になった絵本に会えます。
内容はうっすらしか覚えてないけど、その絵と、好きだった気持ちがよみがえってきませんか?
私はそれがすごく楽しみです。
7.いまどきの絵本は結構大人もたのしいめる
例えばとびだす絵本に子どもは反応するし、鏡の絵本は大人もわーっとなるほどかわいいんです。
触って動物の肌の感触を楽しめる本や、音がでる本など大人も「ほげー!」とびっくりする本が盛りだくさん。
絵本らしい本じゃなくても、親子でコミュニケーションをとれるならどんなアイテムでもいいですよね~
8.ねんね時間のお楽しみにする
今、私が大好きな時間が寝かつけの時間です。
息子は本が大好きになったので、本を抱えて布団に「ねんね」と私を誘導してくれます。
私が推奨するのはこのズボラ寝かしつけ。
抱っこしたりせず、自分も横になり、本を読むだけ。
でも先に親が寝落ちすると、顔面に本を落とされたり痛い思いをすることもあります。
気を付けてください。
9.本を読むのにルールはない
大人が10わかることも、子どもは1分かるかわからないかくらいです。
指をさすのが楽しくても、同じページを何度も開くのも、それも絵本読みの醍醐味。
楽しみ方は、人それぞれと思うと「ちゃんと読む」ことを求めなくなって楽です。
時間と太陽の関係が分かるこの本も、現在我が家では「てんとう虫」を指さすだけの本です笑
10.指さして答えるだけの図鑑系絵本を選ぶ
図鑑も立派な絵本です。
子どもは好きなものなら見ます。
ストーリーや感情的なものもないので親の心が無の状態でも読めます。
11.子ども参加型絵本を選ぶ
普通の絵本はいまいちでも、子どもは自分がアクションを起こせる本は面白いと思うようです。
コチラの本は、ポンとたたくと絵の具が集まってくる設定になっています。
「ポンポンー」と絵本をタッチするのが楽しいようでよくリクエストされます。
普通の本に反応が薄い場合は、こういう読みながら参加できる本もありですよ~
12.ボタンを押して反応が返ってくる絵本を選んでみる
子どもはどんなものでも一瞬で飽きます。
だから気になったり楽しいものの方が好き。
どうせなら音の出る絵本であいうえおからABCまで覚えさせようとこれを買ったら、気に入ったボタンを押しまくりでした。
ちなみにこれはABCの歌や、単語、ミニピアノ鍵盤もついていて、息子が飽きたら旦那が「リンスのいらないメリット~♪」をよく弾いています。
これもよくたたいてます。
人の声はよく聞くので、うた付き、メドレー付きは子守はもちろん、寝かしつけにもかなり使えます。
絵本にルールはない
色々書いてきましたが、絵本をよまなきゃいけないなんてことはありません。
絵本読みは苦手だけど、他のおもちゃで遊んでくれたり、外で遊ぶのが得意なお母さんならそれで子どもは満足します。
私はインドア派で、ずっとテレビをつけるのに抵抗もあり、
向き合うきっかけとして絵本を利用している感覚です。
本を読んだ方がなんとなく褒められますが、お互いにあったコミュニケーションの取り方や、向き合い方がある人は絵本がなくても楽しはず。
でももし、絵本を楽しみたいと思っていたら、大人が歩み寄ったり、考え方を変えてみたりしてちょっと実践してみてはどうでしょうか♪
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