漫画のチョイスに対して旦那にいつも首を傾げられる坂本です。
が、これはいい!!!
いい漫画読んだ後って読後感が違うんですよ。
これは、いい!!
いがみ合う人と国の中で人を大事にできる二人が出会う
あらすじ
昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、
とうとう犬のうんこの片づけの件で戦争になってしまい
慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長に言いました。A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやり
B国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい―――そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会い…!?
「町でうわさの天狗の子」の岩本ナオが292Pのボリュームで贈る、おとぎ嫁婿ものがたり。
小学館HPより
感想:★★★★★
でました!★5つ!結構でないんですけど、よかったんですよ、この物語。
絵はそんなに好きなわけじゃなかったから、こんなに心に残るなんて意外でした。
凄いパンチとか変化球があるわけじゃなく、丁寧で、優しくて、もどかしくて、あったかくなれる物語でした。
とはいえ、平凡なのほほん漫画なわけじゃなく、隣あった国は格差があり、いがみ合っており、姫様は色男の愛人をシェアしていたり、普通に毒のある漫画なんです。
よくこの構想で1冊にきれいにまとめたなー!
そこもポイントが高いところですが、主人公とヒロインが、頼りなさそうなのに、心の底がどっしりしていてすごくかっこいい。
純粋に、人の幸せとか、よくなることとかをねがっていて、ギラギラしてない。
そう、ギラギラしてないので読みやすくて共感できて、言葉が沁みてきたのかも。
「普通の幸せのために」
奔走する二人がすごくよかった。
ヒロインも、ぽっちゃりでやわらかそうなのに、聡明で強い。
こういうのがいい女なんだよ!と思う。
卑屈になってこじらすぽっちゃりじゃなく、心の芯が強いぽっちゃりはモテるよね。
現実でも。
いやー、いい漫画でした。
俄然気になる他の作品
めっちゃよかったので作者の他の作品あるかなーと思って調べたらありました!
12巻か~!大人買いできるな~♪
小遣い日来たら早く買って読みたい♪
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