授乳服はどうして必要?授乳服が活躍する場面や最初に買うべきアイテム、タイミングを解説

マタニティ雑誌で紹介されたり、ベビー用品店でたくさん並んでいるいろいろな授乳服。

「あったほうがいいんだろうけど……」使ったことのないプレママさんは授乳服が必要かどうか正直分かりませんよね。

産まれてくる赤ちゃんの服も買いたいし、ベビー用品は意外とお金もかかります。

検索すると、授乳服が不要という情報も出てきて、「授乳服なしでも過ごせるのでは」とさえ思っている方もいるのではないでしょうか。

今回は、そもそも授乳服は必要なのか、どんな場面で授乳服を使うと便利なのか、最初に使ってみるといいものをママたちのアドバイスと共に紹介していきます。

目次

授乳服はどうして必要?

授乳服は、ずっと昔から当たり前にあったわけではなく、授乳で悩んだママたちの「あったらいいね」でうまれた便利アイテムです。

そんな授乳服の具体的なメリットは大きく2つあります。

なんといっても授乳がスムーズ

まず、普通の服と比べて、スムーズに授乳ができます。

普通の服と違うのは『授乳口』という部分がついていること。赤ちゃんに母乳を与えるときにスムーズにおっぱいを取り出せるよう、胸元をひらきやすい工夫がされています。授乳口がある部分は、センターだったり、サイドだったり、授乳服によってさまざまです。

産む前はどんな頻度で授乳するかピンとこないプレママもいると思います。

たとえば、母乳で育てようと思っている場合、授乳が軌道にのるまでしばらくの間は、2時間おきに1日10~12回も授乳するのが基本です。産前は全く想像できないと思いますが、思っているよりも回数が多く、育児中は授乳の場面や時間も毎回自由に選べるわけではありません。

もちろん、大きいサイズの服をまくりあげて授乳することもできますが、毎回まくりあげたり、服を留める手間がかかります。だから、慣れない授乳にスムーズに取り組めるのは、授乳服の大きなメリットです。

冷えや露出を最小限にしてくれる

もうひとつのメリットは、冷えや露出をおさえられること。

授乳服を使えば、授乳口のみオープンにして授乳することができます。胸元だけがあいた状態なので、ストールやタオルなどでも授乳箇所を隠せて、外で授乳する時も最低限の露出ですみます。

今はほとんどのお出かけスポットに授乳室や多目的トイレの設備があります。それでも、まれに設置されていない場所があったり、混んでいて利用できなかったりすることがあります。そんなときも授乳服なら場所やタイミングに悩まず授乳できます。

また、普通の服を使ったたくし上げる授乳とちがい、授乳服ならお腹や背中を冷やす心配もありません。

産後のまだ体力が戻ってきていない時期の冷えは、母体に悪影響を及ぼしてくることがあります。母乳トラブルや体調不良、痔や便秘などがおこることも。秋や冬だけでなく、クーラーのきいた部屋にいることの多い夏場でも気を抜かずに対策しておきたいところです。

授乳服を使った方が良い場面

そんなわけで、必須ではないですが使ったほうがママにとってメリットの多い授乳服。

ここでは、特にこんな場面で活用したほうがいいよというママたちのアドバイスを紹介します。

産後大活躍の授乳パジャマ

まず、退院すると産後一カ月は出かけることがほとんどありません。

さらに、授乳が始まると、昼も夜もなく、基本的にパジャマ姿で過ごすことになります。また、授乳に慣れてくると、添い乳などで寝かしつけをするママもいると思います。しかし、普通のパジャマで添い乳中に寝落ちしてしまうと、お腹やら胸やらがでたまま数時間眠ってしまい、風邪をひいたという体験談が後を絶ちません。

産後の身体がボロボロな時期に、風邪までひいてしまうと一大事です。しかも、授乳中は使える薬も漢方など限られたものしか利用できません。子育て中にママが風邪をひいてしまうと赤ちゃんにうつるのも心配です。

だから、冷えないためにもスムーズに授乳ができるパジャマを授乳服にするのがおすすめなんです。

冠婚葬祭などフォーマルなシーン

結婚式などがなくても、産後は100日参りなど、意外とフォーマルな場にでかける機会があります。また、2人目、3人目の上の子の保育園や幼稚園の卒業式や入園式などもあるかもしれません。

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外出先や来客があるとき、かしこまった場所でバタバタしたり焦るのはかっこ悪いですよね。フォーマルな授乳服ならスムーズに授乳できます。

また、大事な礼服やスーツに母乳のよごれやにおいがついてしまうかもしれません。だからフォーマルなシーンこそ、授乳服を使う方が安心できます。

最初はパジャマで授乳服をつかってみよう

メリットがたくさんある授乳服ですが、やはり持っている服で回したいと思ったり、本当に買うべきか悩む人もいるでしょう。

そんな人は、とりあえず授乳服のパジャマを一着買うのがおすすめです。

赤ちゃんが生まれて、授乳時に1枚使って確かめてみてください。それで使いやすく、ほしくなれば買い足せばOK。

産後一カ月は外出できないかもしれませんが、今は通販で可愛くて使いやすい授乳服がたくさんあります。店舗に出向く必要はありません。

授乳可能なマタニティインナーで冷え対策

「授乳服は不要」と周りのママたちからきいてる人や、最初から授乳服を購入するのに抵抗がある人は、妊娠中から授乳中まで使えるマタニティインナーもおすすめです。

妊娠中に体を締め付けないよう利用するマタニティインナーは産後まで長く使い倒せるアイテムのひとつ。今は種類も豊富で、タンクトップ、キャミソール、レギンス、タイツ、ヒート素材のルームウェアなど、欲しいものを選んで買うことができます。

オシャレ着とちがい、インナーなら消耗品なので、買ったけど使わなかったなんてこともほとんどないはずです。インナーがしっかりしていれば、普通の服で外出しても冷えを予防することもできます。

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オシャレな授乳服を選ぶときに気をつけたいポイント

赤ちゃんが生まれても着たい普通の服はたくさんあると思います。

しかし、実際赤ちゃんが生まれてそれらをきてたくしあげて授乳すると、伸びたり、汚れたりしてだめにしてしまいます。今は通販でも可愛いマタニティ服や授乳服がたくさんあります。妊娠中も産後もオシャレしたいというママも授乳服で十分ファッションをたのしめるはずです。

また、デザインだけじゃなく、構造もいろいろな種類が出ています。

選ぶときのポイントは、片手でもすぐ取り出せるようなシンプルなつくりのものを選ぶことです。赤ちゃんを抱きながらスタンバイするので、両手を使わなければならないものは使わなく可能性があります。仕様はスリットになっているもの、チャックになっているものなどいろいろあるので、自分が胸元をひらきやすいものを選んでください。

サイトによってはいくつか着用写真があったり、構造を説明するものがあったりします。失敗しないためにも通販で買う際はそういった細かい部分を確認して購入するようにしましょう。

ライフスタイルに合わせて授乳服を取り入れてみよう!

ママたちに話をきくなかで、正直、お出かけの服は授乳服じゃないというママたちも、パジャマ、インナー、フォーマルなものは授乳服を使っていました。

妊娠中から使えるものや、リメイクして産後も使える服もあり、思っている以上に長く便利に使えます。また、産後、外出できないママの息抜きになるくらい、ネット上の通販サイトにはかわいいものやオシャレな授乳服が増えています。

使うかどうか悩んでいるママは、とりあえず1着買って、使いやすいか、自分に合うかどうか試してみてはどうでしょうか。



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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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