正月にはまだお年玉もらえるんじゃないかって気持ちが捨てられないおばちゃん、坂本です。
もうもらえるはずないのに…。
でもそれだけ自分にとって嬉しい大事な行事だったんだなぁと思います。
というわけで、今回は31歳の私が振り返るお金に関する思い出です。
100円で広がる世界
お菓子が…すべてでした。
お金の最初の思い出は、駄菓子屋さん。
100円をもらって、その100円内でどの好みのお菓子を買うかがすべてでした。
11歳になる1989年まで税金は3%。
当時は切り捨てて消費税を取らない駄菓子屋さんもありました。
商店なんかはかかってたと思います。
というか、私が産まれた1986年には消費税、なかったんですね。
3歳の時に消費税3%が導入されています。
30年で8%ものの値段があがったと思うと、向こう30年どうなるのやら。
駄菓子屋で使う100円
私のお金の最初の思い出は、駄菓子屋でどう好きなおかしを手に入れるかでした。
たまにくじとか引いて後悔したり、しなかったり。
因みに大体、
●5円チョコ×4個
私が買ってたのは、ミルクチョコ、チョコ、イチゴミルクの色の味があるかわいい包み紙で包んだ5円のチョコでした。
●10円のコーヒー牛乳味の飴
●10円ガム
●30円ウメトラ兄弟
●30円のポテトスナック
みたいなラインナップで買ってました。
夏はこれに60円のモナカが入る感じ。
あんまり過去を振り返ることはないんですが、この頃のお金の使い方は楽しかったな。
親の隣町の飲み会で、よっぱらった親に100円もらい、夜に駄菓子屋まで走って、バンバンたたいてお店をあけてもらって買うんです。
夜の駄菓子屋と夜のお菓子が、親のお飲み会によって解禁になる感じがもう、ほんと「自由」って感じで好きでした。
遠足の300円のお菓子
私が小学生のころ、遠足では300円のお菓子を買っていけました。
今は食べきれるくらいとかにしてるらしいですね。
バカみたいに持ってくる子おらんのかな。
おらんとしたら今の小学生すごいなぁ。
300円はいつも使える金額の3倍ということもあり、なかなか手を出せない100円のお菓子を買うチャンスでした。
今はもうなくなったスーパーのお菓子売り場で、母を待たせてお菓子を吟味し、普段より大きいビニール袋にどっさり入ったお菓子をリュックサックに入れるワクワク感を今も思い出すことができます。
金額に関わらず使った時の嬉しい気持ちがお金の思い出になる
300円でも、100円でも、そのお金を握った私は幸せでした。
未だに屋台が出ているとお金を使うのも楽しくなってつい散財してしまう。
その時の雰囲気と空気と思い出を買うために、私は高いと思っても何度も屋台のたまごカステラを買うんじゃないかな。
人間は気を抜くと奴隷になり下がります。
食べたいから食べてしまう、これは欲望の奴隷。
腹が立ったから怒鳴ってしまう、これは感情の奴隷。
お金欲しさにしたくないことをしてしまう、これは金銭の奴隷。自由というのはそれらをして気が済んだ状態ではなく、しないことです。
— 田中泰延 (@hironobutnk) 2017年6月16日
私は気が付くとついつい損をしないように、ないと不安だからとあくせくしがち。
気持よく使えば、お金との関係も変わるのかも。
だって、前は100円で私は幸せになれてたわけなので。
投資と時間と付き合い方がお金は本当に難しいけど、一生ついてまわるものやし、仲良くならんと損やんな。
あ、また損とかいう笑
お金の奴隷にならないように、お金ともいい関係でいたいなぁと思いました。
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