27歳で何も考えず仕事を辞めて転職活動するパワーもなかった私…
会ったのは2回だけの廣岡兄貴の一言で、次の就職先が決まった坂本です。
その後も、異業種交流会で同い年のベンチャー企業の子や料理人との縁を繋いでくれたり、ブログにいいねを押してくれたり…
いつも本当に気持ちよく、よくしてくれる…しかし、私が返せているものは未だ、何もない…。
どうしてこの人は私に良くしてくれるんだろう…その質問を本人にしてみました。
利益を生まない”親切”をし続けているイケメン敏腕コンサルタントが、ここに来るまでに味わった多くの挫折や迷いと自分を動かす“親切”の動機を包み隠さず話してくれました。
いい人が人をつなぐのには理由がある?
俺、この7~8年、人の人生変えるきっかけになりまっくとる。
人脈、やってること…スゴイことはよく判る…
でも、「いい人」廣岡さんの正体が掴めない…
失礼とは思いながらも真正面から直接聞いてみました。
敏腕コンサルタントがいい人でいつづける理由
なんでいつもそんなにいいこと教えてくれるんですか?
めんどくさくないんですか?
俺に活かしきれん情報がいっぱいあるから繋いでる。
単純に、求人募集してる
→あ、いい子おるよ、すばらしい人おるよー!
って紹介した方がお互い喜ぶよねっていう、繰り返し。
解りやすい自分の利益にならないのに、人にそうやってしてあげられる人って少ない
と思うのに、それをやってのける廣岡さんの正体が知りたくてお時間頂きました
(きょろきょろ周りを見渡して)
CIAやから。
(…あ、ああ、アイスブレイクうまっ!)
序盤から緊張をほぐしてもらいました笑
「こんな先輩とか、こんな友達とか、こんな後輩おったらいいなっていうヤツ」に本気でなりたい。
例えば、困った時に連絡したら、「やってみたら?」って仕事紹介してくれたり、色んなきっかけくれたり人を紹介してくれる先輩とか、著名な人の本の中で「人生に影響を与えた人」とか出てくるやん?
そういう人にまじでなりたい。
そういう人が周りにおったらいいな、じゃなくて、俺がなればいい。
あとは…例えば、今、仕事って概念とか、お金って概念がなくなったらどうする?
俺は震災以降、いつもそれを考えている。
仕事、お金って概念がなくなった時、仕事に精いっぱいな人やお金に精一杯な人って仕事とお金なくなったらどうやって生きていくのかなって思う。
そういうものがなくなった時に、
「俺らって変わんないよね」
って思える本物の仲間が今のうちから作れたら、仕事なんて絶対うまくいく。
そういう目線で見るから、人を紹介したり、人を繋いだりすることに関してめんどくさいとは思わない。
付加価値が高くないものに関しては、「お困りの人とお困りの人を繋いだだけ」やからそこに付加価値はつかない。
例えば、みきちゃん紹介したことに関しても、
「廣岡に任せておけば、仕事を紹介して更に十年続けてくれる人を紹介してくれる」
そういう保証があるっていう「付加価値」がついている自信があれば、先方に「100万ください!」って言ってもいいけど、 そうじゃなくて「仕事辞めます」逆に「人が足りません」って言っとる困った人同士をつなぐだけなら別にお金をそこからもらおうとするより、単なる親切でいいんじゃない?って思う。
いい人が人を繋ぐいい人である理由は目先の損得じゃなく、もっとシンプルなものなんですね。
見失いがちな、目的と目標の違い
よくある仕事調子悪い→悩む→落ち込む→病むのループ。
プラスののオーラしか感じない廣岡さんに仕事やめたて病み子の私が調子悪いときの突破法をきいてみました。
敏腕コンサルタントはどんなことを教えてくれるのでしょうか。
簡単に言えば、仕事で成果でなくても、「仕事とお金がなくなった時にどういう生き方をするか」っていうところに着目してやりきればいいと思う。
それって結果見えんことやから。
でも結果見えんからこそ、一生追いかけて続ければいい。
それって目的で、「仕事とお金は目標」。
仕事とお金はわかりやすく出る答えやから、そこばっか追っかけてると「本当の人生の目的」がわからんくなる。
だから、目的だけ追っかけとったら、目標はいつの間にか達成できたっていうのがいい。
どんだけ気分よく生きるかじゃないが?
「落ち込んだ時が自分の目的を再認識するチャンス」になる
う~んでも、気分は落ち込んでしまってなかなか切り替えられません…
廣岡さんはどうやって気持ちを切り替えてますか?
おせっかいで、元気づけてくれて、「いい!いい!そんなもん」っていう人、絶対身近におったら心強いなって思って、よし、なろうって。
実際辛いときも、そういう自分になって、後輩とか困っとるヤツに、いいことしてるコトで、保たれる。
喜んでもらって、逆に助けてもらっとる。
すごい。
スピリチュアルとはまた違うんやけど、感覚的な部分っていうか第6感っていうか。
「なんでよくしてくれるんですか?」ってよく聞かれるんやけど、もともと昔っから人に喜ばれることをしたいっていうのが強かった。
小中高といじめられとるやつとかヤンキーで学校来ないやつを毎日家まで迎えに行って、一緒に朝ご飯そいつの家で食べて、5人位不登校やヤンキーのやつを学校につれ戻した。
ただ、自分自身も、幼稚園、小学校、中学生、高校生、大学生、社会人、独立の「すべての一年目」が全部完全に調子悪かった。
何してもダメな時で、めちゃめちゃ調子悪かった。
そういう時は、「黙って勉強する」しかない。
もちろん、自分もいじめられた時もある。
全部やり返したけどね。笑
なんかこう、人を守りたいとか、困った人を助けたいという気持ちはもともと強かった。
そんなことを思って生きている中で震災が起きた。
やっぱり人のために役に立つような人間じゃなきゃだめだって考えてボランティアしたりしとった。
そんで自分の家族の病気とかもあって仕事を辞めて、10年ぶりに地元の富山に帰ってきた。
富山で家族をサポートしながら自分で会社をやろうと思って。
美容系の嫁の仕事のサポートしながら、家族のサポートしつつ会社を始めた。
でも俺のコンサルティング事業だけ全然うまくいかんくて。
自分のコンサルティングの仕事が全然ない。
ゼロがずっと続いて、今まで会社が払ってくれてたものが全部自分にくるから、それ払ってお金もどんどんなくなって。
でも地方やし、仕事で使うから車も買った。
周りにうまくいっとる風に見せるためにお金使って嫁にめっちゃ迷惑かけた。
そんなことしてたら売り上げはない、お金なくなる、マイナスのスパイラルに入ってきて、
「人によくしてる場合じゃないな」
ってところまできて、俺、ほんまおせっかいしてる場合じゃないって思った時があった。
嫁とかいろんな人にも、
「あんた人のことしてる場合じゃなくて、自分のことしっかりしなきゃいけないよ」
って言われた。
「あーやばいな」って思ってその頃、昼は「コンサルタントです!」ってセミナーをやって、家かえって仮眠とって着替えてそのあと夜中から朝まで佐川で荷物の仕分けのバイトをした。
そういうことをしてたらだんだんみじめになってきた。
でもそんな中でも一冊の本が心にあった。
どん底から生き方、考え方を変えた人生の転機。
大富豪アニキの教えっていうのを読んで、
「きたー!」と思って、辛いけど信じてやっていこうと思って、その人に会いたいな~っと思ってたら、その時同じ空間にいた人が「俺丸さんと友達やよ」って「会いに行きたい?」って言ってくれた。
実はその人も多額の借金作って投資で失敗して、自分のお金もなくなった人やった。
そっから人生どん底で、ようやく少し元気になってきたタイミングで、俺と出会った。
だからお互い困った時期やった。
でもその人もそんな中でお節介焼いてくれた。
その人が昔、不動産の仕事で兄貴と縁があって「俺も3年ぶりに会いに行こうかな」ってなって、一緒に行った。
兄貴に会いに行って、俺は色々と相談した。
「兄貴俺ちょっと、人に親切にした方がいいって本でも読んでわかっとるし、兄貴も言っとるし、僕もそう思うんやけど、最近、ホントにそれでいいんか悩んどる。
心配になってる。
仕事にも繋がってないし、ありがとうっていわれるけどずっと苦しいし、後輩にご馳走したりとか、嫁にも無理言って、外でかっこつけてご飯とかご馳走する。
いいことした方が気持ちいいけど、お金がない。
本当にどんどんなくなっていく。」
そしたら兄貴が、速攻言ったのは、
「そりゃ完全、やり続けたほうがええで」って。
で、俺は「え?なんでですか?」って。
兄貴「自分な、感謝貯金ってしってる?」
廣岡「解らないっす」
兄貴「人は、みんな、目に見えん上の方に頭の上に感謝貯金箱っていうのがあるんや。
その貯金箱、お前が親切にすればするほどその人から直接帰ってこんでも、回りまわってそこにちゃりんちゃりん貯金されとるんや。
最近、お前自分にいいことないとおもっとるやろ。なんでかわかるか」
廣岡「わかんないっす」
兄貴「それはおまえの感謝貯金箱の器がめちゃめちゃでかいからや。
そんな簡単には零れ落ちてけえへんで。
だからお前続けたらええねん。
感謝貯金箱がいっぱいになるまでお前、やりきったれ。
その人の器のサイズが感謝金箱のサイズや。お前はでかいんや」
廣岡「俺、器でかいんや…」
兄貴「お前が恵まれてないワケじゃなくて、感謝貯金箱がでかいだけなんや。
必ず感謝貯金箱いっぱになって、ばしゃーんって自分に返ってくるからまっとけや。
ただそれは、明日かもしれへんで、でも、10年後かもしれへん、死ぬ間際かもしれへん。
それは誰にもわからんわ。
だから続けんねや」
そういう話をしてもらった。
だから辛くても見返りを求めない。
隙間に入ってお金を取らない。
そんな日々を生きぬいて結果として、今、ものすごく恵まれてて、色んな人によくしてもらってる。
第6感みたいな感じで、え?と思うかもしれんけど、自分の実体験で大事にしていること。
実際、結局これをやることによって、自分の本領を発揮する場所ってあって、そこ以外ではお金をいただかないっていうことをすることが信頼を生むっていうのがわかってきた。
今、仕事の枠を超えて、「困ったら相談して、安心してなんでも頼める廣岡」になった。
結果、「廣岡の言うことならなんでもきいてやるぞ」って言うてくれる人が全国におる。
逆に言うと自分がどこでお金もらうかって明確にわかっとる。
目標を設定して達成するとかに関してはもっとプロがおるけど、本質的な話はできると思う。
役職じゃなくて己で語れる。
役職に限らず惹かれる人は惹かれる。
だから色々な社長と話してもらえると思う。
あいつと揉めるよっていう人はすぐわかる。
毎年2個ずつくらい当たる。
これはきっとこうなるよって言ったらほとんど当たる。
特に人のこと騙すやつと、利己的な奴とかすぐ解る。
仕事一緒にしたいって言うてくれる人もいっぱいおるけど、お金がおっきいとか小さいじゃなくて、面白そう、そうじゃないとかでもなくて、ちゃんとしたやつとしか仕事はしたくない。
自分だけ儲かりゃいいって人も、俺とは仕事出来んから。
お人よしではないんよ。
これは本当に大事なこと。
俺が世の女性に言いたいのは、大好きとか愛してるとか言われなくても、相手の行動を見なさいってこと。
例えば大金持ちで忙しくて海外ばっかりにいる人で「いくらでも困ってる時言ってきてね」っていう人と、お金がないけど、困ってたら必ずその日のうちに来てくれる人がおるとしたらどっちが頼りになる?
まあ、一番お金を持って動いてくれる人が一番いいんやけど。笑
言葉だけを見ちゃダメ。失敗する。その人の行動をみなきゃ。
廣岡さんの話を聞いて、感謝貯金の話し、すごく腑に落ちました。
無駄そう、無意味そう、すぐ結果がでなさそうなことでも、やりきる人はそれらを大事にしたまま大きく成功する。
成功していく人の思考回路って、こういう風になってるから人と違うと思うんですね。
敏腕コンサルタントが地方を拠点に働く理由
地方の方が空気きれいやしさ(笑)。
東京を否定するわけじゃないけど、俺は、選ばないっていうだけ。
ただ、日本全国に人脈は増やしとる。
富山人やからどうとかは思ってなくて、人間力という刀を持って、野武士のように生きていくイメージ。
俺みたいなやつを必要とする東京の殿様はいっぱいおるから、ご要望があれば、どうしましょうかみたいな」感じ。
自分、「小手先の短期的に儲けるための刀」は持ってないですけど、「人間力という刀」は持ってます、っていう。
ウェブがどんだけ発達しようと、そこだけでは人間力は磨けない。
だから俺みたいな人間を必要とする人は必ずおる。これから絶対もっと増える。
むしろこれからは、人間力を特に磨いていけばある種、無敵やと思っとる。
ウェブって便利な道具ではあるけれども、そればっか磨いてても、グーグルのアルゴリズムが変わりました、システムがまたリセットします、業者もいくつかつぶれましたで仕組みは向こうの都合で変わってしまう。
人間力は自分のコントロール下で好きなように鍛練できるし、一度培ってしまえば簡単に消えたりはしない。
だから株とか、不動産は興味あるけど、自分のコントロールできないもの、はよっぽど余裕ができるまではやらない。
俺たぶん向いてないし(笑)
でっかい案件でも、むやみに受けない。
オーバートークはしない。
この前紹介で、ある業界で日本一の会社を紹介してもらったことがあった。
都心で新規事業をするのでコンサルティングして欲しいって。
全国規模で大きい会社。
「すげえ!」と思ったけど、
「そうなんすか。お話しお聞きしたら今のままやったら良いです。
今回は僕で役に立てるところはないんで、人として仲良くしたいんで、一回会いましょう」
って先方に伝えた。
俺はオーバートークはしない。
大きく言って奮い立たせるのも必要やけど、現時点で持ってないものは与えられないからね。
大げさにいってとにかく契約は取ろうとするやろ?
それがオーバートーク。
努力をしないわけじゃない。
自分を常に高め続けて、持っとるものを出す。
当たり前のことやけど。
例えば、スタバのカードは持ってるけど、タリーズのカードは持ってないとすれば、タリーズでおごりますよって話をする必要がないから、僕の周りで、タリーズのカードを持ってる人を紹介しますねって言った方が早い。
自分はそのカードを持ってないので、それ持ってる人いたら連絡しますけど、社長もそれを持ってる人さがしてください。
だから自信がない訳ではない。
それはまた違う話。
単純に持ってないものはあげれん。
自分はスタバのカードはらこれだけ入ってるんでいつでも言ってくださいという感じ。
「あんた、それチャンスや」とか言われるときもあるけど、それはタリーズのカードが必要で俺持ってないから必要ではない。俺はスタバのカードが欲しいって人のところにいくよ。 (スタバ派>タリーズ派ってわけではない、例え話です笑)
自分のレベルを上げていくとチャージの金額は上がっていくし、必要ならその時に新しいカードも作れる。
仕事をする上では自分の尺を知ってないとダメやし、後、自信がない訳じゃない。
俺が今持ってるわけじゃないというだけ。
逆に言うと、100億やろうが一万だろうが、俺がもってるもんならあげます。
もっとシンプルに言うと、仕事とお金がないって時に人間力があったら、俺、米もっとる、魚と変えてくれってことで回るという感じ。
それがお金になってくると、元は物と物の交換やったはずやのに、お金っていう数字で表すものが間に入ってくるから、お金が欲しいってなっていつの間にか価値がすり替えられとる。
スイカとりんごやったのに、スイカとお金になっとる。
でもお金がなくてひっ迫してくるとそういうのが見えなくなってきて、焦る。俺も、焦った。
ないものを「ある」と言わないことは信用を無くさないし、ないものを取り繕ってあるように見せることで人は疲弊していく。
自分の持てるモノ、持っているものは武器になる。
それを知って、使えるようになることがオーバーワークせず自分の強みを生かしてやっていく近道となるんですね。
「人の為に成功の案を出す」会社
アンダスって会社名、素敵ですよね。
「兄貴に俺のいい所なんかね」ってきいたら、
「お前のいいところは人の為に成功の案を出すことやろ」って言ってくれたところから生まれた。
それと、&USで「アンダス」、主役の皆さんと共にって意味。ロゴとかも全部兄貴が作ってくれた。
でもね、領収書は全部、「アンデス」ってなる、登山系じゃないのに… 笑
お陰様で嫌な仕事は断れるまでに成長できた。
正直、今名前を経営支援にしようか、経営サポートにしようか、パートナーにしようか色々思っとる。
だってつながりが深いもん。
月に一回、面談しますじゃなくなってきとる。
それに対してその方が顧客のためにもなるからより深みを持っていこうと思ってる。
関わるほど密に、濃くなってる。
例えば某企業も某有名コンサルティング会社よりも「自分としたい」って言ってれる。
そこはもうコンサルというより、経営支援。
中に入って細かく見て、がっつり変えてる。
ちょっと相反するけどコンサルタントって客観的に見るアドバイスすることが多いけど、自分は客観的な所に責任を持つ。
出過ぎたマネはできんし、どんなに密になっても、自分の意見をどんだけ言ったところで、経営内は社長がするもの。
色々選べる、見通せる案を出して、自分が決めるんじゃなくて、社長に決めてもらう。
嫁のやってるアイラッシュや美容の事業の方の会社としての目標は、今後事業を拡張していくこと。
そういいながら丁度昨日考えてたという内容のノートを見せてくれました。
会社の目標とする経営数字や社員給与年収として成り立つかなどが細かく表記されていました。
それの方が俺が楽しいから。
美容事業の数字はお金とか、仕事の価値を飛ばした時にも大丈夫っていう感覚でやっていけばこれくらいになるかなと思ったビジョンで作ってる。
後、事業を広げたいのは、お金を儲けたいじゃなくて、何の事業をやろうが、この価値観でやれば絶対通用すると思う”人間力”を伝えていく人を増やしたい思いがあって。
自分がトレーナーとして、アンダスと別の会社を立てて研修講習をメインとしてやっていきたいなって、そっちも2年、3年かけて考えている。
仕事のスキルというよりも、人の価値、信頼っていうことを教えられる技術を磨いて、理論立てた、成功者の理論原則を伝える。
今は、まだ社員数5名でこれから6人になる小さな会社。
小さい会社やけど、なんでみんな注目したり、人が寄ってきてくれたり、色んな社長さんが良くしてくれるかよく理解しとる。
それはお金と仕事がなくなっても恥じない生き方をするからそれにみんな協力してくれるんだと思う。
人間力のある人を増やして、人の生き方と会社の価値を育てていく。
ある子がもしうちを辞めて、家庭に入ったとする。
そしたら仕事をしてない状態、お金が稼げない状態になる。
そうなった時の自分の価値をどう見出すか。
そういう時に仕事以外の価値を持っていないと、産後心が健やかではなくなる。
そうならないようにうちの会社に入ってって思ってる。
うちは女性社員が多い会社やから余計そこは考える。
今はアイラッシュ事業だけだから美容師免許持ってる人しか入れない。
だから多事業することによって、色々な人たちが入ってきて、そこで人間としての価値を知って、仕事を辞めるか続けるかどっちにしても、家庭で生きる上で大事なことを伝えるようになれば子供も自由になるし、旦那さんのことも応援して仕事に向かってもらえるようになって家庭もうまく回る。
関わる人が、そういう気持ちで生きていけるようにしたい。
経営者だから偉いとか、スタッフだから偉いじゃなくて、みんなそれぞれベスト作ればいいだけの話。
稼ぐ稼がないという結果もそうやけど、それは力と才能によって違うから。
でも、お金や仕事がなくなっても恥じない生き方を探すことは磨ける。
今は周りからどう見られるかを気にしてばっかりで、その他人の目線に四苦八苦してて、自分が幸せな道を知らない人が多い。
価値さえ持てばどの仕事もできるし、仕事ができなくなっても、周り近所の人も元気づけられる人になる。
俺は、小さい会社のくせに野望をもっとる。 笑
正直に生きるってことですよ。簡単に言えば。
忙しい中でライフワークバランスをうまくとるコツ
忙しいイメージなのに、レスポンスは誰よりも早い廣岡さん。
家庭もあり、色々な学びの場に行き、人々の交流の場も作る…
そんな私からスーパーマンに見える廣岡さんにオンオフの話をきいてみました。
家で仕事もするから、意識して一時間、ケータイ充電にして、パソコンオフにして、何もせずにぼっとする時間を作る。
後は、忙しい時でも、自分が気持ちいい瞬間を常に持てるようにする。
自分がリラックスできる状態を探して、どこでもできるようにする。
自分が気分良くなるポイントを知る。
俺は、ハワイが好きやから、冬の吹雪の時も、温度マックスにして、ハワイアンブリーズでにおいを感じながら、ハワイアンミュージックかけて気分をあげる。 笑
何が好きか知ることと、ちょっとした幸せに気付ける力があるとシンプルに毎日楽しく過ごせる。
どん底知っとったら特にそういう日々に価値があることが解る。
例えば、こうやってコーヒーのんで、ゆっくりできる時間にも幸せを感じられる。
これが仕事もお金もなかったら、鬱々としてきて、当たり前が当たり前じゃなくなるからそんな余裕がなくなる。
バランス…俺は公私をそんなに分けてない。
仕事とプライベート共通していることはなんやと思う?
プライベートも仕事も、分けるんじゃなくて、自分の人生やから。
器用にわけれるもんでもないだろうし、全部の時間が自分の人生と思うと全部大事やから。
いい時も悪いときも、自分の人生。
今、丁度色々恩恵を受けとる。
今日話した感謝貯金が今、溢れてる。
それが、あと少しで止まって、また次の器になる。
だから俺も多分そろそろ辛い時期が来ると思う。
でも、辛い時が来ても、感謝貯金箱いっぱいになってないんやなってそういう風に考えられるか、ただ辛いかでは全然違う。
辛い時期があるからこそ、人にしてもらったことに関してすごくあったかい気持ちになる。
人が笑う、お礼に何かをもらう、縁をつなぐ…お話を聞いた後、見えにくかったものがすごく価値のあることに見えてきました。
私の一番好きな言葉も、「肝心なものは目に見えない」です。
頼りになる人って、どこで踏ん張ってるんだろう、どこで無理してるんだろう、どこにメリットを感じてるんやろうとばかり気にしてましたが、仕事ができる、生き方がシンプルな人ってそんな小さな損得で考えてないんやろうな。
廣岡さん、お忙しい中すごくためになるお話聞かせていただきどうもありがとうございました。
また富山で遊んでください。!
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