【15歳男子】「８時間もお前、イルカ見とれるか？！」「うちの祭り、神輿12時間背負うんやぞ！」能登の田舎に暮らす中学生事情が面白すぎる！

2020 4/03

2015年3月16日 2020年4月3日

大判焼き屋に来てくれた中学生（来年から高校生）に最近の中学生事情とぶっちゃけ大人になったらどこで暮らしたいか聞いてみた！

最近、若い子と何を話していいか戸惑いまくる28歳、坂本です。

友達と七尾（能登の都会）来たけどカラオケ歌わないからまちを散策中の彼ら4人がお店に寄ってくれたので、さりげなく色々聞いてみました。

水族館、寿司屋、地元密着スーパー…田舎は職業訓練がスーパー面白い!!

マヨネーズ君

「８時間もお前、イルカ見とれるか？！お客さんきたら教えてって言われるけどなかなか来んし、永遠みとるだけやぞ。最終的に、イルカに『寂しい』って言ったら息吐いて水飛ばしてて答えてくれた。他の日はアザラシのえさやりを永遠見てた」

Ａ君、C君

「僕はスーパーで商品券を永遠に切ってたね。『君たちには普段やらないことをやってもらいました』って言われたけど、じゃあリアルな職場体験になってないじゃん！ていう」

Ｂ君

「僕は寿司屋ではずっとアジをさばきました。他の日は寿司を握ったりしてみたかな。楽しかったです」

彼らの職場体験はめっちゃいっぱいある職場から自分たちで希望を出して行ってみる形式だそうです。

いや～そんな職場体験うらやましいな～寿司屋が30店舗もある七尾らしいですね。

高校の後の進路は希望ありますか？

Ａ君　

「親のいる名古屋の大学に行きたい。将来の夢は弁護士。将来七尾には、里帰りにたまに帰ってくるくらいかな～」

Ｂ君

「東京に一回行きたいです。将来は消防士になりたい。七尾でも、都会でも、勤務先はどこでもいいかな」

Ｃ君　

「進学で東京に一回行きたい。東京ではファッション関係の勉強して、就職は金沢位でいいかな」

マヨネーズ君　

「地元にいるつもり。今はとりあえずプロレスで強くなりたい。仕事を何をしたいとかはないけど、地元にいたいと思ってます」

中学生の頃、こんなにしっかり受け答えできてた自信がありません。いまどきの子はしっかりしているなぁと改めてびっくりしました。そしてやっぱり都会に出てしまう人が多いみたい。20代前半の子供の人口がぐっと少なくなるのはさびしいけど、それはこっちの都合で、都会に刺激や学びたいことがあるのも事実。こっちに刺激的なことや学びたいことがあるのに気づくのは外に出て客観的に故郷を見れるようになった時かな。

伝統的な祭りがありまくる能登の子に聞いてみた。ぶっちゃけ祭りってどんなかんじ？

Ａ君

「祭り出たらお金もらえるよね」

私

「え？そうなの？」

みんな

「うん。地区によって回数や、金額は違うけど」

マヨネーズ君

「めっちゃもらえるところは2回で3万6千円。ずるいよな～おれら一回で7千円だよ。お前らんとこ1万だろ。お前らのところ祭りしょぼいよな」」

Ａ君　

「そうだけど、うちの地元はたのしければそれでいいんやー」

マヨネーズ君

「お前ら神輿何時間担ぐ？俺んとこ12時間」

Ａ君、Ｂ君

「俺らは５時間ぐらい…来年神輿がっつりかつげよって言われたけど、笑ってごまかしたな」

私

「そんなに担ぐんや！！祭りは好き？楽しいの？私らよさこいが祭りやから神輿のまつりの楽しさがいまいちわからんくて」

みんな

「うん！楽しい！」

Ｂ君　

「親も祭りやったら行ってこいーって言ってくれるし、みんなと集まれるからいい」

Ｃ君　

「大人も楽しければいいから結構手伝ってくれるし、困ることもないし」

私

「人口減って祭りってなくならないかな？」

Ａ君

「でか山（七尾の大きいお祭り）とか結構県外から助けに来てくれるから大丈夫な気がする。富山とかよく来てくれる」

Ｂ君

「地域でそれぞれ違う祭りが多くて、自分のところが少し大きいと他の地域を下に見るところはあるね。そして石崎は大人が本気やし、金髪のにいちゃんばっかで怖い」