おいしそうなヨミモノ#ヨミモノソムリエ RIA&miki&かみじょー＆米やん

○○な時…私が読む、大好きなヨミモノを紹介する試み、「ヨミモノソムリエ」。

おこんばんわ。

今回は、おいしそうなヨミモノ

よだれが出そうですね！いいですね！
しょっぱなは漫画から２作！

NO．1⇒　いぶり暮らし　大島千春

内容詳細:巡と頼子は同棲3年目。週に一度だけふたりの休日が重なる日曜日に、おいしい燻製をつくってふたりで楽しんでます。燻製餃子に燻製ハンバーグ、燻製クッキーにスモークチキン。のんびりビールでも飲んで会話を楽しみながら出来上がりを待つ、大人気燻製グルメ漫画。
燻製作りもだいぶ上達した頼子と巡には、いつしかおいしい友達も。悩んだり、気遣ったり、迷いながらおいしいご飯で仲良くなってく 。

これが紹介したかったといっても過言ではないですね。

たまたま今日、本屋で３巻もゲットできたし、今度はチョコ燻しをさっそく明後日にでもしてみようかなと思っています。うむ。

魚もやりたいなぁ…網も買ったし、冬が来るし、今年は燻しもっと掘っていきたいです。
また、やきもきする同棲状態っていうのもいいんですよね。
胃袋は、つかむもの。女性の燻製プレイヤー増えて欲しい！

あなたもきっと燻製やりたくなりますよー！
燻製器買うか迷っている方は、ガイドブックと思って是非この漫画を読んでみて♪

NO．2⇒信長のシェフ　　 西村ミツル,梶川卓郎

現代の料理人・ケン。彼が目を覚ますとそこは戦国時代だった。京で評判の料理の噂を聞きつけた信長は、強引にケンを自分の料理人にするが…!? 戦と料理が織りなす前代未聞の戦国グルメ絵巻！コラム＆レシピ「戦国めし」も必見！

歴史と料理の勉強ができる最強の漫画です。
絵もきれいで読みやすい。

ただの歴史漫画でも料理漫画でもないのは、時代に合わせた料理を主人公が作っていくところ。
あるときは調味料がない、ある時は材料がない…

現代がどれだけなんでもあるかはっとさせられる場面が多々あります。
そんなもの少ない時代に、戦時の工夫された料理や、自分の力を見せつけるための料理など、わくわくしながら読めて、そして作りたくなる漫画。

これは電子版でレシピだけでもほしい…

NO．3⇒　dancyu　　

『dancyu（ダンチュウ）』は、おいしい食べ歩き、料理づくり、素材探しなど、食を楽しみ たい人のための月刊誌。みなさんが本音で食べたい、カレー、パスタ、寿司、イタリアン など、最新かつ最高峰の情報を徹底的に掘り下げてお届けしています。毎月6日発売。
dancyu公式サイトより

いつも気になるジャンルの時はチェックしているグルメ雑誌。
とはいえ、営業時代、これの存在を知らなくて、店主に「知らないの？」と言われてみるようになった雑誌です。

日本酒や肉の時は、ゴクリゴクリと唾をのみ込みながら読んでます♪
↑のレシピ本は早く手に入れたい一冊です。

NO．4⇒　キッチン　より「満月（キッチン2）」　　吉本ばなな　　

「カツ丼の出前にきたの」私は言った。「わかる？ひとりで食べたらずるいくらい、おいしいカツ丼だったの。」
そしてリュックの中からカツ丼のパックを取り出した。

（吉本ばなな『キッチン』より）

有名なキッチンの続編。
すごくざっくりいえば、家族を失う喪失感と、その寂しさの中ですごく細い光の糸をたぐりよせながら、ゆっくり立ち上がっていく美しい物語です。
失うことと、繋がっていくことの奇跡や、ちょっとした「不安」に呑まれそうになりながら生きている毎日を想える良本。

その中でもとりわけ、キッチンで眠るシーンと
満月（キッチン2）のカツ丼を届けて、一緒に食べるシーンが何年たっても頭から離れません。
今までたくさん本は読んできたけど、こんなに印象に残っている食事シーンはないかも。
というか、吉本ばななは食事に再生や、回帰、希望など明るい方へ導く意味合いを結構持たせるので、他の作品でも結構食のイメージが残るわ…。
不思議…。

そんなワケで、本書は、
ああ、救いってあるがやな…おいしいものがド底辺からつれだしてくれることもあるがやな…と思えます。

と、今日はこんなところで閉店！

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