二夜連続で、渡る世間は鬼ばかりやってました。
今80歳になるおばあちゃんと住んでいるので、
合わせてみてましたが面白くて、ハマりました。
人生でこんなに、渡る世間は鬼ばかりを待ちわびたことは、ない。
早く9時にならんかな笑
#渡る世間は鬼ばかり
アラサー女たちの傷口に大量の塩を塗り込むような、東京タラレバ娘と同じくらい、
「うわ~わかるわ」と思いながらみていました。
「生きがい」って必要とされること?
ネタばれます。
渡る世間は鬼ばかり、
今回は幸楽改装で幸楽メンバーに一ヶ月自由が与えられるという設定でした。
サツキさんは、
息子の嫁さんの悪阻の状態を助けてあげよとして、
息子経由で断られたり、
兄弟のところを訪ねては、やれることがないかとまわるんですが、
ふいに居場所を探そうとしても、
それぞれの生活があるので、隙が無い。
「誰も私を必要としてない」
「いや、でも何か私にできることがあるはずだ…」
といろんなところを回っていきます。
その様子をハラハラして見ている気持ちが、
家族を見ているのとシンクロしました。
「離婚」「夫婦格差」「別居、同居」「世代交代」「妊娠」「親を老人ホーム」
2夜連続の中に色々な現代っぽい課題が盛り込まれてました。
凄いドラマや、コレ。
家族は1つの単位ですが、それぞれが成長してそれぞれの家庭を持つと、
また新しい単位ができる。
その関わり合いの中で、いろんな変化がある。
嫁と姑との距離感、兄弟同士の心配事、
頼ったり、避けたり…縁がきれたり、新しい縁があったり。
自分に起こると、
「一大事!みんな!聞いて!」
みたいになりますが、ドラマで見ると、
「あるある、わかるわ~」
とちょっと冷静に、共感できるので面白いです。
坂本「どこにもなんかしらあるね」
ばあ「うちらあばあやないね」
見終わって思ったのは、
「自分たちだけ」って思わないでいいってことでした。
「ありえんなー」と思って人に相談するけど、
同じように人も、「ありえんろー」と言いながら言うてくる。
むしろなんもない、普通とされている家庭がレアなのかもしれない。
このドラマを見て、
自分たちがイレギュラーに不幸とか思わなくていいなと思いました、
ドラマを娯楽として久しぶりに楽しめた。
過去作品も見たいと思ったけど、鬼ほどあるので、
それこそ老後の楽しみにおいておこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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プロフィール
高知出身の1986年生まれ(五黄の虎)
18歳で脱藩、京都、金沢、富山高岡、能登半島住の転勤族。北陸か高知に大体おります。いつの間にか本籍は新潟県佐渡島に。一児の母。
元肉食系広告代理店勤務だったので、恋愛やお店のPRに関してのアドバイスが得意。
フェイスブック、ツイッターのメッセージ、そしてコチラでもライティングやインタビュー依頼、ブログでやってほしいこと受け付けます。
さかもと みき 作『坂本、脱藩中。』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
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