一歳未満のこどもをあずけてフルタイムで働いてみて

フルタイムで職場復帰してたというと、よく「すごいね」と褒められます。

そして、転勤と共に退職して言われるのが「次はどこで働くの?」でした。

目次

こそだて親子の受け入れ先と、就職先問題

旦那さんは、保活を奥さんとしたことはありますか?

すんなりと受け入れ先は見つかりましたか?

大体のお母さんが挫折するのが、受け入れ先を見つける最初のアクションからです。

現在待機児童問題で東京はもちろんですが、地方でもなかなか子供を預ける環境が揃っていません。

東京、京都、滋賀、高知の友達も園を探すのに大変そうでした。

私も石川県の七尾市で4園目でやっと決まりました。

保育園を探し、乳幼児受け入れが可能か保育園に問い合わせ、見学に行き、どこにするか決める。

これを子供を抱えながらするだけでも大変です。

乳幼児をあずけることができる保育園は少ないし、あっても、父母ともに仕事がある場合など、色々な条件が求められます。

私の場合運よく復職先が決まっていましたが、就職先も決まっていなければ、子供を小脇に抱え、ハローワークで、

「子供のあずけ先決まってないんですけど、働きたいんです」

という所からスタートです。

「そりゃ無理だよ」と言われかねないですよね笑

まあ、これからその状態でハローワーク行ってくるんですけど笑

いつ熱を出すかもわからない、働ける時間も決して長くない乳幼児の母親が職を探す場合、よっぽど周りの理解がないと難しいです。

過去に求人募集の仕事をしてきましたが、雇い主の欲しい主婦のパートは、「こそだての落ち着いた主婦」でした。

私が職場復帰できたのは、旅館という女将さんはじめ女性の働く職場で、かつ社長に理解があり、ただただ恵まれていたからでした。

「え?もう働くの?こども可哀想」に対して

「働いてて偉いね、すごいね」と同じくらい言われるのが「そんなに小さいのに、もうあずけて可哀想」です。

まあ、わかります。

そういわれた場合、私は、

「ね~おばちゃん心配してくれゆうで~優しいね~」

と息子に話しかけながら過ごしてました。

確かに、息子サイドからしたらそうです。

物言えぬ息子の意見を代弁してくれてると思うことにしてました。

実際あずけてみると、イベントをちゃんとやってくれたり、いろんな年代の子と関わることであんまり人見知りもせず、大きな声に慣れたり、多くの恩恵を受けられました。

迎えの時間とかに自分一人の時間を少しでも持てるのも大きかったです。

月3.5万かかりましたが、入る前は高く感じていたものの、通ってからはもっと価値があると思うようになりました。

一歳未満児をあずけ、実際フルタイムで働いてみた感想

「仕事って、楽しい!」でした。

自分が職場が好きだったのもあると思いますが、

●コミュニケーションが取れる
●メリハリを持って取り組める(休憩がある)
●集中力をもって没頭できる
●対価が支払われる
●働いていると褒められることがある
●保育園に苦手なことを手伝ってもらえる(哺乳瓶や離乳食)

など色々いいことがありました。

引っ越しがなければ、家は荒れてましたが、そのまま働いていました。

働くことは給与を支払われたり、認められたリ生産的に見えるし、精神衛生上私にとってはとてもよかったです。

働く場所があることは”自分を認めてくれる場所”があることだったのでプラスになっていました。

あくまで私にとってなので、夫婦間で悩んでいる場合は奥さんの気持ちを優先してあげて欲しいです。

「フルタイムで働いててすごいね」ママ友にも言われるけど

育児は、24時間体制で365日基本休みなしの特別労働です。

給与も、休みも、考慮も、達成感もない。

疲弊して、なにもしてないように育児していく中で自己嫌悪に陥る。

フルタイムで職場復帰した感想は、

「仕事は休みもあって、給与もでるしやりがいもあるもんなぁ」

というものでした。

ほんと、リフレッシュできるいい時間でした。

でもそれは、

●受け入れてくれる保育や職場環境
●旦那の理解と家事育児の協力

があってはじめてできることでした。

旦那も職場に私の居場所があることにとても感謝していたし、休みが被らない日はこどもをまる一日見てくれていました。

もし、借金もなく、やっていける程度の環境なら未満児で働く必要はないのかもしれません。

未満児フルタイム勤務は、受け入れ、協力、職場環境がいい場合に限っていいものだと思います。

産後は色々な選択肢があると思いますが、働くにせよ、育児に集中するにせよ、パンクしないようにするのが一番です。

今は退職し、育児に集中していますが、正直どちらも大変です笑

むしろ育児だけの方が切り替えできなくて辛い。

どっちにしろ、旦那さん、おじいちゃんおばあちゃん、こそだてに協力してあげてください!

では、ハローワークいってきまーす。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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