【映画】知識0で「フジコ・ヘミングの時間」を見に行ったらプロアーティストの生きざまに打ちのめされた

なれ合いの人間関係より映画と本との出会いの方が大事だと思っているさかもとです。

友人夫婦に誘ってもらった映画「フジコ・ヘミングの時間」というドキュメンタリー映画を見てきました。

ちなみにピアノを10年習っていましたが、今は何も弾けません。

そして「フジコ・ヘミング」という名前もなんとなくしか聞いたことなかった私。

が、DVD買おうかなと悩むほど、ハマりました!笑

なつかしさや、愛おしさに、パワーを感じる映画です。

目次

飛び回る80歳オーバーの現役ピアニスト

<あらすじ>
苦難を乗り越え、60代で世界に見い出された奇跡のピアニスト、フジコ・ヘミングに迫るドキュメンタリー。パリやブエノスアイレス、N.Y.や京都ほか世界中にある美しい自宅、愛する猫たち犬たちとの暮らし、恋の話など彼女の“素顔”を解き明かす。

感想:★★★★

知識0から「フジコ・ヘミングの時間」を見た私の目に映ったトリッキーなおばあちゃんは、おっしゃれな部屋に猫と暮らしながら煙草をくゆらせていました。

ゆっくり歩く様子は自分の82歳の祖母とも重なるなと思って見ていましたが、後半に80歳オーバーと出ていてやっぱりと同時にビビりました。

めっちゃ世界飛び回る現役ピアニストなんですもの。

そのスケジュールは30代の私が見てもハードだし、移動距離を考えると吐きそうになるほど。

なんだこのスーパーアーティストは。(おばあちゃんなんて言えない)

小田和正(71)のライブに行って感じたのと同じ、プロは年齢を感じさせないっていう気持ちいい位の圧倒的敗北感を感じる映画でした。

部屋で流しながらかけておきたい

良質な音楽なんて、私には薬にもならないと思っていましたが、映画で流れるよくきくピアノのメロディーは身体にしっくり染みてきて心地いいものでした。

ビックリ。

フジコ・ヘミングは「音に色をつける」と表現したり、作中も機械的に弾くのではなく踊るように弾くと話していました。

何が他のピアノと違うかわからなかったですが、本当に心地いい。

今臨月妊婦ですがすごくリラックスして映画を見ていました。

部屋で流しておきたいなーと思えるおっしゃれな画像、そして心地よいピアノ。

知らない世界に連れて行ってくれる一本で、買いたいなーと思ってしまいました。

旅と生き方

生業のピアノコンサートを各地で行い、各地の家に立ち寄りながら暮らすフジコ・ヘミング。

どの家も愛しさとこだわりの詰まった美意識の高い、そして自分が落ち着ける空間を追求した家で美しい写真集を見ている様でした。

美しい美女が出なくても、美しい音色と貫かれたアーティストの生き方があればこんなにきらびやかで上等な映画になるんだと度肝をぬかれました。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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