映画好き先輩からのおすすめDVD、ララランドに続き、ミュージカルでした!
ミュージカルあんまり見てきませんでしたが、意外とすぐに慣れるものですねー!
大好きな人と2年会えなくても愛は消えない?
あらすじ
フランスの港町シェルブール。傘屋の娘(カトリーヌ・ドヌーヴ)と自動車修理工の青年(ニーノ・カステルヌオーヴォ)が恋に落ち、結婚の約束を誓い合うが、やがて青年はアルジェリア出征に徴兵され、戦地で消息を絶つ…。
若者達の悲恋を、全編の台詞を歌詞として歌で表現しながらドラマを進めるレシタティヴ式のミュージカルで描き上げていくという、名匠ジャック・ドゥミ監督による画期的な出世作。ミシェル・ルグラン作曲の流麗なメロディと、雨の港町に映える雨傘の色彩や風景などが見事にマッチし、観る者のロマンティシズムと哀愁の涙を誘う。若き日のカトリーヌ・ドヌーヴの、初々しい美しさも印象的である。カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。(的田也寸志)
感想:★★★
いやー、びっくり、もしかしてと思ったけど、ぜーんぶミュージカルでした!
なんといってもこの作品のいいところはジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)の可愛さでしょう。
私的ストライクでした笑
50年以上前の映画ですが、恋愛の悩むところや問題は一緒なんですね。
徴兵が日本はないくらい。
こんな物語は徴兵のある国ではまだまだ現役なんでしょう。
みもふたもないあらすじをネタバレすると
徴兵行った後妊娠発覚!彼女「私待つわ!」といいながらも不安に揺れる日々。
彼女のママ、破産の危機、そこに宝石商人のイケメン現る。
ママのお金を用立てしてくれて、娘と結婚したいと言う、膨らむお腹、揺れる彼女。
イケメン商人「お腹の子も僕らの子どもとして育てよう」
彼女「え?これで断るって私バカよね?彼氏、今いないし」
ママ「ママも賛成」
徴兵から帰った彼氏「なんてこった!もうだめだ」
からの育ての叔母の死で、弱り切ったところに、お手伝いさんまで出ていくという。
お手伝いさんに懇願し、そばにいてもらい、結婚することに。
幸せな家庭を築いて、元カノと再会するも…
っていう。
最後の再開シーン、めっちゃドキドキしました。
何か起こる?何か視線とか絡みあう?抱き合ったらどうしよう…すべて捨てて行ってしまったらどうしよう…
多分、これ結婚する前なら、すべてを捨てて逃避っていうストーリーもありってかそっちを期待したかもしれません。
結婚した今、ほんとなんもありませんように!!!って願っている自分がいました。
結婚してこどももできて私かわったなー。
個人的にはギイが不憫すぎると思ってましたが、戦争に行って変わったりやさぐれたり、人生が変わってしまう男の人多かったんやろうなとタクシードライバーを思い出しました。
色んな埋められない思いや傷があって、それを埋めてくれる家族を持てたことにほっとしながら見ていました。
愛や恋の形は色々あるし、終わりもある。
「恋で死ぬのは映画の中だけよ」とママが歌う映画を見ながら、現実のストーリーが展開されていきました。
彼のためなら死んでもいいと思ったのに
どうして死んでしまわなかったのかしら。#シェルブールの雨傘— さかもと みき (@mikimiki060606) 2017年10月6日
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