ヒヤヒヤしながら心を躍らせてくれたドラマ昼顔。
結婚して、子どももいると学生の純愛なんかよりこんなドロドロの恋愛劇の方がどっちかっていうと、どっちかって言うとリアル。
リアルって言っても大幅な肉体改造を強いられ、まとまった睡眠時間すら確保できない妊娠子育て中の不倫は、
派ですけどね笑
とはいえ、現実ではよくある話。
やぼったくしても色気が醸し出されてしまう斎藤工と、いい女すぎる吉瀬美智子に惚れ惚れする良作ドラマでした。
そして…
映画がAmazonプライムで出てるじゃないかああああああ!!!!
というわけで即見ました。
潔く、きれいにまとまっていて、最高の不倫映画だった
<あらすじ>
決して、もう二度と。せめて、もう一度。
「昼顔」衝撃の結末
決して出会ってはいけない二人の、
運命の歯車が動き出す――
ドラマがいい作品って映画不安になるじゃないですか。
ドラマがのぼせて、一緒に堕ちて、そして完膚なきまで叩きのめされて終わったので、どうなるかな~と予告編を見たら…
会うんかーい!!!
ってね。
以下ネタバレ有で感想書いていきます~
良かったです。
具体的には、
●主に三人以外の役者が出なくてよかった(変にドラマ引きずらない潔さが◎)
●不倫がののしられ、軽蔑される
●上戸彩をもってしても浮かれてる女の痛さがいい感じに浮き彫り
●伊藤歩、の許す、許さないの心の揺れがリアル
●浮き沈み、そして突き落とす加減が最高
●最後に残す一縷の光がキレイで良作に
ほんと、周りの話聞いてても、不倫って甘いんやろうな~って思う位みんな浮かれてるんですよね。
堂々と言えない。
でも私、愛されてる。
それはやっぱり比較対象のある恋で自分が上位にいるというスパイスが効いている偏愛だからだろう、と。
●禁じられた恋
●他人の男
●秘密の恋
恋愛で燃え上がる要素を兼ね備えたのが、不倫。
さいっこうに気持ちいいでしょうね。
好きな気持ちと後ろめたい気持ち、そして自分を愛してくれてるという浮き沈みの情緒で自分を客観視しづらい。
恋愛市場から降りた私的に思うのは、2点、
●アラサーが自分の賞味期限削ってまで甘い蜜吸い続ける価値はない
=堂々と選ばれてないんやから
●自分の満たされなさを恋でごまかすうちはどれ食っても満たされんよ
=覚悟のないブーストかかった恋やから楽しいわ、そりゃ
を踏まえた上でもやっぱりこの映画は楽しかったです。
浮かれて必死な恋って、やっぱり主婦にとっては夢になりうる。
そして、こういう基本不倫は反対派の私みたいな女の「不倫は痛い目見るし幸せになれん」っていう視点も満たしてくれる。
ドラマと同じ感じで、恋は奪われる。
うーんでも、やっぱ控えめに言っても、行動に移す、移さないは別として、不倫された妻としては手放しで相手の幸せ祈れるわけがない。
する方の言い訳として、順番、気持ちが変わっただけ、わかる。
でもそれはそれで順序を踏めるはず。
別れず残酷な約束だけ重ねてアラサーの貴重な時間奪うクソ不倫男はほんと滅びてほしい。
百歩譲って、手出すの24歳までにしてくれ。
言い訳で塗り固めて、他人を巻き込んで不幸にする不倫が簡単に幸せになっていいわけがないというのがドラマに続いて伝わるいい映画でした。
とはいえ上戸彩が軽蔑していた不倫に簡単に墜ちたように、不倫を毛嫌いしてる主婦や、これ見てざまーみろって思った私も、そして旦那各位も、しないとは言い切れない不倫。
きっと甘くておいしい味なんでしょうね。
個人的には、そんな甘い蜜吸わなくていいように、自分と家族を見て、幸せにしていきたいと思いました。
あーたのしかった~!
不倫に関する作品やブログ
https://sakamotodappantyu.com/archives/65153512.html
https://sakamotodappantyu.com/archives/manga-4.html
https://sakamotodappantyu.com/archives/66886162.html
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