いつもの酒、女、音楽に”絵”という芸術要素が加わった「騎士団長殺し」第1部・第2部~村上春樹~

村上春樹ではスプートニクの恋人が一番好きなさかもとです。

あれ以上美しくて素敵な書き出しにはまだ会ってません。

村上春樹はとりあえず一通り通っており、今回も気になっていた騎士団長殺しを読み終えました。

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芸術がなんのためにあるか、人に与える影響に関して考えさせられた

<あらすじ>
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降っていたが、谷の外側はだいたい晴れていた…。それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕れるまでは。

感想:★★★★

いつも通り引き込まれるように読みました。

ちょっとイラっとする言い回しも、薄いのに細かい描写も、もう村上春樹の愛すべきクセなのでするする読めます。
てか、きれいに読めますしね。

一言で言うと、「またかっこつけて音楽聞きながら酒飲んで、胸のふくらみの話してる」でした。

まあ、もう、これがないと寂しくなるんだろうな、もはや。

謎な男免色のことは気になるし、絵を通して見る世界観とか、有名画家が残した作品とその因果が混ざり合ってぶっとばしてくれるところなんかはやっぱり流石です。

後半は特に一気読みでした。

本の中に意味をみつけることってそんなにないんですけど、絵が人に与えるパワーや意味に関してこの本を通じて発見がありました。

アートって幅広くて、時々よくわからんけど、自分にハマるものには、その背景や意味や何かがあるのかもしれない。

ただ、好きなだけじゃなく。

そういう意味で好き嫌い以上にこだわって関わるのもいいのかもしれない。

もしかしたらそんなものとの出会いで人生が変わるかもしれない…

そういう意味(アート)に価値を感じて、人はお金や感謝を払うものなのかもしれないなと思いました。

そういう発見もあったので、いい読書ができました。

深い考察とかは、ファンの多い作品なのでいっぱいされてそうなのでさらっとした感想にしときます。

1部、2部とあるので、まだ続くのかな…。

まとまったようで、まだあっちの世界があんまり見えてない感じがするし、続きが出るとしたら楽しみです。

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