有名映画はほとんど見ないのに、うっかりダニエルクレイグで007にハマった坂本です。
ダニエルの007をすべて続けて見返して、気づけば007が好きになっていました。
この特集を読んで、旦那と全制覇することを決めました。
高知のあしながおじさんで八木君のお父さんである八木社長(一語一映Ⅲ)におすすめの007DVDをチョイスしてもらいました。
今回は2作目の「ロシアより愛をこめて」を見ることに。
50年以上前の007ってどう感じる?!⇒愛される理由が詰まった作品にノックアウトされました
あらすじ
犯罪組織「スペクター」は、クラブ諸島の領主ノオ博士の秘密基地を破壊し、アメリカ月ロケットの軌道妨害を阻止した英国海外情報局の諜報員007ことジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)への復讐、それもソビエト情報局の美人女性情報員と暗号解読機「レクター[1]」を餌にボンドを「辱めて殺す」ことで両国に泥を塗り外交関係を悪化させ、さらにその機に乗じて解読機を強奪するという、一石三鳥の計画を立案した。
実はスペクターの幹部であるソビエト情報局のクレッブ大佐(ロッテ・レーニャ)は、真相を知らない部下の情報員タチアナ・ロマノヴァ(ダニエラ・ビアンキ)を騙し、暗号解読機を持ってイギリスに亡命する様、また亡命時にはボンドが連行することが条件だと言うように命令する。英国海外情報局のトルコ支局長・ケリム(ペドロ・アルメンダリス)からタチアナの亡命要請を受けたボンドは、罠の匂いを感じつつも、トルコのイスタンブールに赴いた。しかし、そこにはスペクターの刺客・グラント(ロバート・ショウ)が待っていた。
感想:★★★★
最初から度肝を抜かれたオープニング。
50年以上前の作品なのに、めーっちゃセクシーでかっこいい。
ここからテンションががっと上がりました。
そして、ダニエルの007しか見てませんでしたが、いかにこの作品、シリーズが長く愛されているのかを思い知りました。
Q、マネーペイン、M…そしてボンド、ボンドガール。
キャラや性別は多少違えど、物語の役割は同じだから初めて見るショーンコネリーのボンドなのに、いつも通りわくわくしてしまいます。
スペクターも登場し、英国諜報部VS闇の組織というわかりやすい物語もそのままに、遠く昔の映画なのに、すごく親近感を持ってみることができました。
ローラ似のかわいくセクシーなボンドガール、ダニエラ・ビアンキ
ヒロインがかわいいと映画がぐっと楽しくなるのは私だけじゃないと思います。
ダニエラ・ビアンキ演じるタチアナはかわいくてセクシーできれいで、ちょっと頼りなさげでローラ似なボンドガールでした。
愛国心故に危険な運命に流されていく女性感がNO.3のBBAのおかげでひきたっていて最高でしたね。
[aside]NO.3のよかったところ
●暗殺者にメリケンサックでボディーブローをいきなりかます
●ホテルの清掃員似合いすぎ
●最後のもみ合いで靴につけたナイフ、足が短すぎて無意味[/aside]
ヒロインのタチアナの話からそれましたが、タチアナのベッドでのセクシーさも、花が積んであるトラックの荷台に積まれるのも、列車の中でいろいろな衣装を披露するのもとっても素敵でした。
また話はそれますが、007って女性陣、秒速で股開きますよね。
こういうアングラな業界では取引の一つとして重要なのか、はたまたボンドが魅力的過ぎるのか謎ですがいつも旦那と感心しながら見ています。
Qの道具たち
個人的にすごく好きなQが用意してくれるアイテム。
現代版の007で出てくるスーパーアイテムに比べると、50年前のアイテムってさぞちゃちく感じるのかなと思ってましたがそうでもなかったです。
いや、仕様は仕方ないですが、やばいと思った時にボンドを助けてくれるのでわくわくする便利道具としてやっぱりQの持ってくるものは最高だなと思いました。
[aside]007ロシアより愛をこめてのQの道具
●金貨
●ある開け方で放たれる催眠ガス
●隠しナイフ
●組み立て銃
が備わった鞄[/aside]
そこで、そう役に立つのね!と使われると嬉しくなる笑!
因みにアストンマーチンは3作目のゴールドフィンガーから登場するようなので、見るのが楽しみ!
陸上、船上、そして空からの攻撃
007はいつもあらゆるところで戦いがあります。
車はもちろん、船も操縦出来て、敵をどんどん蹴散らしていく。
結局ボンドなんでもできるんじゃん!素敵!
そらすぐ股開くわ!(?)
今回も、船での戦い、ヘリとの闘い、そして列車の中での戦いと見せ場がたっぷりでした。
50年以上も前の映画なのに、結構ドキドキしている自分がいました。
さすが、時代を超えて愛されるシリーズ作品の初期だけあります。
ボンド、やられる?!
今回の刺客、グランドはボンドをマークしながら、じっくりと好機をうかがうタイプの暗殺者でした。
そこでいかんのかーい!
そいつのほうを殺すんかーい!
と何回かつっこんでしまいましたが、状況を冷静に判断し、一番いい状態を待つその執念と冷静さに最後までヒヤヒヤしました。
列車の中でのシーンではありえないけどボンド、やられるかも…と思う格闘シーンでした。
Q様様だよ、ホント。
最後のシーンがこれ?
最後の船でタチアナと話しているボンド。
いいシーンなんですがド合成。
文句つけた自分にがっかりしました。
見る目ないね★
そう思うと、今の007は技術もお金もすっごいかけられて作成されてますね。
それに慣れすぎちゅうけど、昔の映画は昔の映画として、アイテムも、雰囲気も撮り方も違うので視点の違う楽しみ方ができます。
これから徐々に50年前の映画から現代に近づいてくる様子も一緒に見れると思うと超楽しみ!
次回はドクター・ノオ!
ダニエル好きで50年以上前の007がどう自分に映るか不安でしたが、そんなものをぶっ飛ばす「さすが!」な映画でした。
ボンドの、きちんとした服装や仕事の中に見せる人間的魅力。
それは仕事を円滑にするための一つの顔なのか本人なのか。
目的のためには手段を選ばない、ヒロインを問い詰めるシーンなんかを見るとどれがほんとのボンドなのかわからなくなってきます。
「本心」を見たいから、ボンドが気になるのか。
ダニエルのボンドはヴェスパーの存在に揺るがされる部分があってそこがストーリーの軸になって気になりました。
ダニエルを超えないと思ったけど、ショーンコネリーのセクシーさとかっこよさにはやっぱシビレた。
また、「ロシアより愛をこめて」がショーンコネリーいい年ごろなんやよね。
全シリーズを見る予定なので、とりあえず、お年を召してからのショーンコネリーのボンドがどう映るか、楽しみです。
今回はオープニングから期待をいい意味で裏切ってくれて楽しく見れました。
次は最初の作品ドクター・ノオ見ます!
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