坂本、転職しました。「日本文化を学べる数少ない現場」創業130年の会社に入ってびっくりした7つのコト

多田屋
目次

世界農業遺産の能登、最高のロケーションの中で、日本文化を学びながら、坂本、働き始めました!

能登でマーケティング課の人材を募集している会社があり、面白そうだと見学に行ったら、自分の住む世界と違いすぎてビビッて帰ってきたのに、運よくそこに就職の決まった坂本です。

そんなわけで、4月~新しい職場に就職する運びとなりました。
転勤ありの海保の彼に寄生している私を拾ってくれたのはなんと知れば知るほどスゴイ、創業130年の会社でした。

業種を明かすと固定概念から見られそうなので、今回は業種を明かさず、新しい職場に入ってびっくりしたことを紹介します。

というわけで、私が新しい職場でビックリした7つのことをご紹介します。

①そこは、みんながお金を出してセミナーとかで学んでいる「日本文化を学べる数少ない現場」

私の新しい職場は今年で創業130年。
歴史と変化の中で“今”があることがすごくよくわかる仕事&現場です。

どんなことが学べるかというと、

[aside]この職場で学べること
●ふすまの開け方
●お茶の出し方
●四季のうつろいを感じて日常会話にすること
●季節の魚、食べ物のことを知れる
●毎日色々な着物を目にすることができる
●日本人女性として、日本の作法を学べる[/aside]

ざっくりですがこんなことが学べます。

あ、大体どんな仕事かわかりましたか?笑

②「油目」が読めるようになった。

これ、なんて書いているか読めますか?
多分漁師さんとか和の料理人は読めると思います。

「AINAME」と読みます。魚です。え?魚ですよね?

今は毎日和の料理とにらめっこをしている仕事なので、「真薯」(しんじょう)とか、「砧巻」(きぬたまき)とかも読めるようになってきました。

日常ではあまり使いませんが、育ちいい、いいもの食べてきた人は読めるんだろうなと思うと、読めるようになってすごく得した気分です。

いつか食べたい!

③机の周りが、元サイバーエージェント、元楽天、元看護士。

入社して数日、そりゃ右も左もわからないなと思ってましたが、すこしづつ周りが見えてきて更に思うようになりました。

近くの席の人、仕事ができすぎて千手観音三人の下で働いている感じ

聞いてみると、さすがの経歴。

午後になると、元看護士の社員さんが「血糖値、上げときなさい」とグミをくれるし専務もチョコをくれる。

しかもそこ3人は、自分の仕事だけではなく、会社のほとんどの仕事ができる感じ…

そりゃ経歴が全てっていうわけではないですが、できる人ってできるんだなぁ…

とめっちゃ勉強にも刺激になります。

ホント、知れば知るほどすごい人が出てくる。
何、この会社…

私のできることを増やして、自分で探して出せるように早くならなければ…!と気が引き締まります。

④専務が、「風呂行ってくるわ」と言い出す

さかもと
え?お風呂?

ビックりしましたが、実はそれもお仕事の一つなんです。

もちろん「いい湯だな~」って入りにいくわけではありません。

お風呂をチェックしたり、掃除したりすることも専務の仕事。

本当に仕事が幅広過ぎて毎日びっくりしています。

⑤見学時に一目ぼれしたロケーションに半月たっても飽きないどころか毎日感動している

私、家の前でたまにラジオ体操するんですが、海の上に朝日が見えるんです。

で、今の職場、夕日がきれいな職場なんです。

しかも、自然に見える夕日を額に入れ、価値を生んでいる職場なんです。

この前ヒビノケイコさん(ブログはこちらから)さんの日記漫画を読んでいて、今の職場正にこれだと思いました。

帰宅時間が夕陽の時間になるのですが、朝夕心が洗われます。
なんて贅沢。

⑥本物の「若旦那」がいる

前の席が若旦那です。

若旦那

電話受付からご案内、食器洗いから風呂掃除、なんでもやっちゃう若旦那。

小さいギャグを小出しに出してくるる若旦那。

若旦那

見た目は爽やかで、穏やかな雰囲気なのに、醸し出す安心感と細かな目配りが底知れない若旦那。

伝統やいいものを最新のものにバージョンアップしていく若旦那。

若旦那

視野が広く、お客さんと社員と家族のことをいつも考えているのが伝わってくる若旦那。

人手が足りない所では当たり前に自分がなんの仕事でもする若旦那。

若旦那

そんな上の人がいる職場で働いていると、セミナーや会議をするより経営者がどうしたいかがわかるし、「色々見てくれている」という社員の安心感も生まれるんだなと感じます。

尊敬してます、若旦那。

⑦「●●呼び出し用」という、まるでヒーローを呼びそうなボタンがある。

最初見つけた時はびっくりしました。

そして思いました。いつか、押したい…

もっと仕事を覚えて、色々とできるようになって、早くボタンを押せるその日まで精進します。

そんな訳で、新しい職場、新鮮で、すごく楽しいです。

忙しいし、自分のスキルがやりたいことになかなか追いつかんけど、

家でご飯をつくりたいって希望もくんでくれて6時過ぎには帰れるし、

仕事のこと以外もすごく気にかけてもらってます。

能登が好き、ここの職場が好き、お客さんが好き、社員が好き。

シンプルであることの難しさを学んできたからこそ分かるすごさと、130年続いてきたものが更に新しくなっていくのを見ていくドキドキ。

なんでも、相手がどうしたら楽しくなるかを考えながらしたら、自分も楽しくなる」

社長がそう迎えてくれたことを、忙しい中でもよく思い出します。

そんなわけで、今後は職場レポートを、職種と共にまた紹介していきます!

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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