24歳移住者「5人いれば、王国は作れる」矢野大地君が限界集落で抱く野望とは

矢野大地

山沿いの細いうねり道をぐんぐん奥の山間部へ進んでいく。

「まだ奥かな?」

それでもナビはまだ先を刺している。

道沿いの細道を上ると、一軒の家があった。

眼下は、雲が流れる、絶景。

当日雨のため、BBQをこの土間でしたのだけれど、

火をおこして窯でさくっとみんなのご飯をたいたり、

ホストとして立ち回る彼(右)を見て、

「何?この生きる力」がある青年は…

とびっくりした。

山の奥の古民家を月一万で借りながら色々と直して人が集まれる場であるこの家で暮らし、
月間10万PV以上のブログを運営し、
NPO法人を立ち上げ、
400人以上がこの「大地ハウス」を訪れている(2017年は1000人)。

え?24歳?面白い子に話を聞いてきました。

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「若い人が急にきて、その土地をひっかきまわすのは良いと思う」

この山の中の一軒家で情報発をしながら、人が来る場を作っている24歳の

自由になったサル」というブログを書いているのは矢野君。
最近NPO法人も立ち上げた。

そんな彼とBBQのあと、少し話をした。

さかもと
よくこれくらい山の中で住んで新しいことをしようと思ったね!
すごい絶景で、嶺北自体色んな移住者の人らあも多い面白いポイントやとは思うけど

地方は、新しいしくみができないと変わらないですね。
ずっと住んでいる地元の人たちにとっては△なことでも、
新しく来た若い人や、ここに住んでいる若い人たちのためになることを、
10年、20年先を見ながら実行していかないと意味がない

さかもと
笑!ストレート!

ポジティブに見える部分ばかり発信したいのもわかるんですけど、
それだと、ここに来る人達が『思ってたのと違う…』というズレが生じてしまうことが多々ある。

まちづくりとか、移住でそういう消耗をする人に結構あったり、聞いたりするので

さかもと
実際入ってきて生活していくと、
雑誌とかイメージからしかみえんかったものとだいぶギャップがあるもんね

ゆるい田舎ライフを望む人は長野とか、山梨に移住したらいいと思う

移住者は色んな気持ちで移住してくるとおもうけど、
まちおこしとか、その地域に住むって決めるのであれば、
『自分たちでその地域をつくる』という気持ちや覚悟がないと変わらないと思うんです。

実際、雑誌とかに出ているスローライフをロハスに楽しむみたいな田舎暮らしを描いている人は、山梨とか長野に移住すればいいと思う。

都会に近いところで、いいところを楽しめる感じの位置で。
そういう移住のイメージで高知のこういう山の中に来てはいけないと思います。
大いなるミスマッチが生まれるので。

さかもと
そうやね、不自由なところとか、
援助も期限があったり、現実はやってみるとうまくいくことばかりじゃない

耳障り良いことばかりじゃ実際の生活とギャップがおおきくなるだけなんですよね
実際地元住民の人と分かり合うのってむずかしかったりもするし。

ただ、自分は『リアルにしたい生活をしゆうだけ』なので。
地元の先輩たちの声には耳を傾けるけど、
昔からつづいてきたことを守り続けることは今の形に逢わないこともあるので、『諦めてもらう』。

たとえば、僕が今住んでいるこの集落って、12世帯あるんです。
で、うち2つが僕含め若い移住者なんです。

今はまだ2人ですけど、これが5人になったら、
僕が今見ている「王国」は作れるんですよね。

王国をつくる?!何ソレ、めっちゃおもしろい!!


さかもと
どうやってつくるが??

「僕は今、マネジメントとか、発信とかに関して特化して、ここに住みながらそれを強化している。
もう一人の移住者は農業に特化している。

もし、あと一人、パッケージデザインとかができる人が一人来たら、
野菜を売るサイクルがもうできる。
それで一つの商売がもうできるんです

さかもと
確かに!!!

だから、まちづくりっていうと規模が大きくなって大きなことをするイメージになりますが、
この12世帯の集落から『ビジネス』を作ることはそんなに難しいことじゃない。

だから僕らみたいに、『ここで何かをやっていきたい』と覚悟や本気の気持ちを持っている若者が、
5人もそろえば、ワクワクするようなことを具現化できる『王国』ができるっていうのが見えるん
です。

もちろん、地元の人の方が人数も知っていることが多いから、
知恵をかりながらにはなりますけど。
この前も75歳の人たちとお酒飲みながら話しました。

さかもと
ほほーーーーー!!すごいね!!確かに。
しかも具体的ですぐできて、わかりやすい。
他はどんな人が欲しいが?

①矢野君→マネジメント、発信
②農業出来る移住者→野菜をつくる

で、ほしい人材が、

③デザイン&パッケージができる人
あとの④、⑤は?

スペックとかで求めているのはないですね。
ここに遊びに来てくれたり、(今までこの大地ハウスは山奥にも関わらず400人が訪問している、翌年は1000人)
移住している人もいるけど…

結局、感覚的にはなるんですが『僕が一緒にやりたい』と思った人になりますね。
有機的に繋がれる人。
この人!っていうツボが合う人。
僕、行動も後付けが多いんです。
直観的に選んで、進んでいくタイプなんで。

ただ、決めたら向き合う、やっていくしかないですからね笑!

さかもと
この山の間から何が形になっていくかが超楽しみやわ!
これからもブログたのしみにしゆうね!

インタビュー直後にUPしていたこの記事にも矢野君のストレートな意見がいっぱい出ていて面白かったです。
移住に関心がある方は、是非ご一読ください。

【参考記事】↓

【矢野大地プロフィール】

京都府出身25歳・NPO法人ONEれいほくの代表を務める。2012年に東日本大震災支援で宮城県気仙沼市に1年間住み活動した経験より、地域の中におけるコミュニティの場作りや外部とのつながりを活かして地域活動ができないかと2015年から嶺北地域へ関わる。そして、2016年さまざまな方々の支援により、NPO法人ONEれいほくを設立。自身の住む、「だいちハウス」を拠点に地域と外部をつなぐ活動を展開している。

イケダハヤトのアシスタント1号(現在は卒業済)。

●月間10万人の人に読まれるブログ「自由になったサル」を運営。

●一記事で30万人以上の人に読まれる記事も→小学校から教員目指してて、教育実習行ってから教員になるのやめた理由

NPO法人ONEれいほく代表理事

出身は京都府。高知大学を卒業後、フリーランスでライター、地域コンサルなどをナリワイとしている。

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矢野大地

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