【漫画】切なさも悲しみもくやしさも抱いて笑って生きる強さ「この世界の片隅に」こうの史代

話題作は、避けて通るひねくれもの、坂本です。

でも、今回は後輩のおすすめということで、話題作読んでみました…

え、いいやん。

すごくいいやん…

素直に読んで、よかった~

ひねくれ癖をなおさんとな~いい大人なんやから…う~ん、たとえるなら、

目次

【シンプルなのに、癖になる。おあげに味の沁みこんだお稲荷さん】

あらすじ

第二次世界大戦中、広島の漁師町に育ち絵を描くことが好きな少女・浦野すずは、急遽、軍港・呉に住み、海軍に勤務する周作・北條家に嫁ぐことになる。戦時中とはいえ当初は比較的普通の夫婦生活を送り始める。戦争中の庶民の日常生活をリアルに描いており、気楽でもなく、かといって極端に悲惨でもなく、現代においてもどこにでもある日々の家族愛を表現しつつ、ストーリーは展開していく。

感想:★★★★

最初は、絵があんまり好きじゃないなと思ってたんですよ。

ほわほわした優しい絵、そんなに好きじゃないし。

やわらかさとか、あんまり漫画に求めてないし。

でも、そんなんじゃなかったな。

ちゃんと読んでよかった。

時代の流れの中で、己を静かに殺しながら一生懸命笑って生きる女性の強さにやられた。

こういう、つつましい『我慢』って、今はあんまりない気がする。

人が決めた、国が決めた、その中で生きるだけ。

なのに、なんかきれいに見えるのはなんでやろうか。

今は、なんでも選べる。

漫画の中の時代は、選べることなんて、ほんの少し。

おじちゃん、おばあちゃんらあの世代。

そりゃ考えちゅうことも違うわね。

こんなに時代が変わって、よくなっていちゅうはずやのに、「幸せか?」と問われるとなんともいえん気持ちになる。

死にたくなくてたくさん死んだ人がおった時代。

生きたくなくて、たくさん自殺してしまう人がおる時代。

人って、与えられなくても、与えられすぎてもいかんがかもしれん。

でも、漫画を読んで思ったのは、今あるものが多いのはやっぱり幸せやし、あるものを大事にすることはどの時代も共通しちゅうということ。

主人公は、自分の好きな世界(絵を描くこと)を奪われるけど、人生は終わらん。

普段考えん軸で自分の人生まで振り返れるすごいいい作品でした。

やっぱり、薦められたものは手を出してみるに限る!

良かったです。

色がきれいと評判だったので、アニメも出たら見てみよう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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【さかもとみき】

高知出身の1986年生まれ(五黄の虎)

18歳で脱藩。京都、金沢、富山高岡からの能登半島住。

転勤族で、北陸か高知に大体おります。一児の母。

元肉食系広告代理店勤務。旅館ではオールサポートという何でも屋。

プロフィール

マーケティングやお店のPRに関してのアドバイスが得意。

…なんですが恋愛相談ばかりされるので、恋愛相談室はじめました。

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「恋したいけど自信がない」「元カレが忘れられない」「結婚したいけど…」

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さかもと みき 作『坂本、脱藩中。』はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスで提供されています。







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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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