2歳児を親がしつけで叱ってたたいたらどうなった?~2歳児の反抗~

ここ最近、上の子の赤ちゃん返りとイヤイヤ期、そしてそれらを受け入れられない自分の余裕のなさに翻弄されています。

色々と試してみてはいるものの、自分の中で整理されてない「正しい子育て」軸のせいで対応がブレブレ。

私がそんな状況だから子どもが混乱しているのもよく分かる。

で、「もう叱らない、たたかない」と決めたものの、やっぱり危ないこともダメなことも同じように繰り広げられる。

あれ?叱らないって無理じゃない?

積み立てた覚悟や、考えを、毎日無邪気に積み木の様に崩されています。

目次

風邪シロップ事件

風邪をひくと保育園に行けない、下の子がいる状態で上の子と病院に行くのも避けたい。

なので風邪の引きはじめ対策をピリピリしながら行っていました。

甘いいちごシロップを、打ち上げられたナマズの様にうねって嫌がる上の子。

押さえつけて無理やり2回ほどシロップを飲ませました。

もうたたかないと決めた後、実力行使にでて従わせている自分に自己嫌悪、全力で泣く息子の姿を見て辛くなる。

「もういやだ」

と思って作戦を替え、その後は「チョコをあげるから飲んで」作戦に変更。

すっごく嫌がるけど、粘って飲んだのでほっとしていました。

で、その後何気なく上の子が食べているお菓子を私が食べてました。

すると、上の子が怒ってつかみかかり、私がシロップを飲ませた時の様に、口を押えて指をねじ込んで口に入ったお菓子を取ろうとしてきました。

そして、口の中に入っていないと分かったら、パシッと私をはたきました。

「……あ、これ、私がしたやつのダイジェストだ……」

もう、すっごく悲しくなりました。

上の子はこんな風に嫌で理不尽に感じてたんだなと。

私がしたことが上の子にこう伝わって、そして同じように返ってきた。

力でねじ伏せようとする方法と怒りのぶつけ方を完コピされてたんです。

ハイタッチ事件

怒るのが嫌になったので、最近は褒めていこう作戦をとっているます。

で、下の子のオムツをゴミ箱に捨ててくれるよう上の子によく頼んだ時のこと。

きちんと捨ててくれたので、ハイタッチをしようと手をあげました。

すると、上の子が

「たたかれる!」

という感じで頭をひっこめたんです。

ああ、私がこの動きする時、上の子は怖いって思うんやなって。

ダメなことをしたときだけ叱ってたんですが、多分上の子にはその基準が解らない。

だから脈絡なく、たたかれる!と感じるくらい、上の子はいややったんやなって言うのがよくわかりました。

帰宅拒否事件

以前記事にした、上の子に大嫌いと言ってしまった次の日。

いつもは保育園に行くと駆けてくる息子が全然やってきませんでした。

保育園から帰るのを初めて嫌がったんです。

ああ、あの後何にもないように過ごしてたのに、彼の中にはちゃんとあの言葉が残ってて、揺さぶってるんやなと思うと悲しくなりました。

それは一日だけで、すぐ戻っていつものように走って抱きついてきて「大好き」と言ってくれるようになったけど、忘れられません。

【参考記事】
https://sakamotodappantyu.com/archives/family-10.html

親の言い訳

申し訳ない気持ち。

悲しい気持ち。

そんなつもりじゃなかった。

しつけ。

反省。

後悔。

まるで事件で報道されるような事件の親と同じセリフを言ってしまう自分がすごく嫌、だけど出てくるのはそんな言葉ばかり。

「わかって」、は自分の思うように動いて。

「わからせる」、は自分の思うように従わせる。

こうやって本人の意思を殺す、思考回路を止めると一旦は思い通りに動かせることができる。

でも、覚えるのは「恐怖」のみ。

怖いから言うことをきく。

理由はわからない。

納得はしていない、だから直らない。

絶望のいたちごっこ。

暴力はいけない、恐怖もいけない、でも言うことも聞かない

色々考えて、読んで、相談して、周りに話をきいて、みんな大なり小なり悩んでる。

でも手をあげている人は少ない印象。

調べてみると、親の約6割がどなったりたたいたことがあるらしい。
(以下著書より)

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とりあえず私だけじゃない。

でも、私も、怒りたくない、恐怖も与えたくない。

いいところだけがいい。

でもそうもいかない。

怒ることをやめて叱るの曖昧さ

怒るのはNGで親が決めた事柄で叱るのはOKと大体の教育書には書いてある。

多分今、私はその基準を作っているところなんだと思う。

力とか、恐怖でねじ伏せるのは、2歳児には恐怖と理不尽さしか与えず、悪気なく周りに同じように返してしまうのがよくわかった。

できるだけそれを使わないように頭を使って接してみようと思う。

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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