DVや今のどん詰まりの生活から逃げるには?!200年前の女の過程や離婚の悩みを垣間見る!「駆け込み女と駆け出し男」

駆け込み女と駆け出し男

江戸時代の離婚が現代の2倍?という見出しですが、現代3組に1組が離婚すると思うと、江戸時代ほとんどみんな離婚するとか妾おるとかすっごい時代やなとビビりますよね笑

そう思うと、少し前のみんな離婚しなかった時代ってすごいな…!

政府が壊れる前の江戸後期、これから日本どうなるかわからんし、今すごく興味深い!

目次

女の弱さと、女の強さを「離縁」の向こうに見る

<あらすじ>
質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期。鎌倉には離縁を求める女たちが駆込んでくる幕府公認の縁切寺、東慶寺があった。但し、駆け込めばすぐに入れるわけじゃない。門前で意思表示をした後に、まずは御用宿で聞き取り調査が行われるのだ。戯作者に憧れる見習い医者の信次郎は、そんな救いを求める女たちの身柄を預かる御用宿・柏屋に居候することに。知れば知るほど女たちの別れの事情はさまざま。柏屋の主人・源兵衛と共に離婚調停人よろしく、口八丁手八丁、奇抜なアイデアと戦術で男と女のもつれた糸を解き放ち、ワケあり女たちの人生再出発を手助けしていくが、ある日、二人の女が東慶寺に駆け込んできて…。(c)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

感想:★★★★

序盤は、しまった…リラックスしてみようと思ったのに難しい映画を選んでしまったかもしれない…

さかもと
私の頭がもう少しよかったら…

と思って見ていました。

そういえば、原作は井上ひさしが晩年に11年をかけて執筆した時代小説「東慶寺花だより」なんですね。

よくよく考えると言葉遊びが癖のある世界観だからすんなりははいれないよね…
(ハマるひとはたまらんやろうけど)

ちなみに読書好きですが、井上ひさしの吉里吉里人は挫折しました。

が、この映画をきっかけに再挑戦してみようかな…

序盤は満島ひかり、戸田恵梨香に、後半は大泉洋に…と役者さんにひっぱられてぐいぐいと見入っていました。

長かったですが、序盤の心配はどっかにいってました。

さかもと
うわ。めっちゃよかった
旦那さん
見てよかった!いい話やったね!

江戸時代後期の男尊女卑がすごいと思ったけど200年たっても平等にはなってない事実

映画を見ると、

さかもと
200年前って離婚するのめっちゃ大変やん!
しかも旦那超えらそうでめかけもらったり遊郭遊びに行ったり糞やん!
DVもめっちゃひどい!

と思ったんですが、

旦那さん
この時代は規律はあったけど結構自由な時代でもあったらしいよ

と旦那に言われ、調べてみると、規律はあったものの、上流階級と下流階級では離縁のやり方が違ったり、女が強い家があったりと割とひとくくりにできなさそう。

それでも共感できたのは、これって、江戸時代の政府公認「女性シェルター」みたいなもんで、現代もそのニーズやこういう夫おるわーっていう現実のせいかな。

映画のDV夫は2年たっても治ってないどころか悪化しちゅうし、妻を虐げて女遊びをしまくりよった男は「もう一回だけチャンスをくれ!」と懇願するし…

現代もあるあるですよね、こういうの。

最初は、200年前の街並みとか見てうわー、こんなにかわるんや!と思ったけど、映画を見終わった後、人って200年たった今でも同じような問題で悩みゆうがやなって切ないような愛おしいような気持ちになりました。

満島ひかりの演じるお吟の離縁理由に惚れる

これは映画を見てほしいので珍しくネタバレしないですが、めーっちゃかっこいいし、相手役の堤真一も超かっこよかった。

離婚理由って見えにくいけど、本当に人にいえん嫌なことがある場合もあるし、相手を思っての離婚もあるんやろう。

ついつい人は、下世話なほうに想像しがちだけども。

恋をして夫婦になって、こういう終わらせ方もあるんやなと、映画を見て、子育てで手一杯で、これが夫婦でこれが…って凝り固まった頭がぶっ飛ばされました。

駆け込み寺の女子校感に爆笑

基本医者や和尚さんくらいしか入れない女性のみの駆け込み寺。

様子がはさながら女子校でした。

男の匂いでフラフラする女性や、想像妊娠をする駆け込み女もいて、見ていて悲壮感よりキャッキャした華があり、それもこの映画を見やすい理由の一つかも。

色んな目にあって、安心できる住処を得ることは、彼女たちにとってすごく難しかった。

死ぬか、駆け込むか。

それをサポートする人たちが200年以上も前にもいたんだと思うと、感慨深く感じました。

男を男にするのは女

この映画の見終わった時の気持ちよさは、女が男を男にするところが書かれていたから。

大泉洋は最初から最後まで、

「ちょっと小難しい話だけども面白いし絶対損させないから見ていきなよ!」

というノリで映画に引き込んでくれるのだけど、軽口のうまい男っていうだけあって、自分のことに関して煮え切らない。

腹をくくれない。

で、最後にそれをおすのも、女。

そこが、もうくぅうう!って感じでよかった。

あと、サイテーな夫役が似合う武田真治も最後に出てきた時、もう心を揺さぶられたもんね。

さかもと
私ならかえってしまうかなと思った(さすが元ダメ男製造女)

そんなこんなで、2時間半と長めで難解と思わせながらも見てよかった―感がすごい映画でした。

因みにこの映画、今ならAmazonプライムでみることがでます!(2017年12月現在)

年末年始、雪国でレンタル行かずに映画みれるとか神やな!!!

入っててよかった!Amazonプライム!カムバック、トーマス!!!

男と女のめんどくて愛おしい話が見たい方は是非!!!

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1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。 転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。 家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。 2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。
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この記事を書いた人

1986年高知生まれの五黄の寅年、3児の母。
転勤族の妻でうっかり新潟で家を買って辞令を震えながら待つ身。
家買ったら転勤のジンクスに負け、両親、義両親に続き旦那が本州から離脱。
2023年4月から「絶対に倒れてはいけない3人ワンオペママ」ライフがスタート。鼻血。

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